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RICOH FF-3AF

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リコー FF3-AFコンパクトカメラ。当時としては、最も小型軽量なベストセラーカメラ。
発売年月日:FF-3 AF 1982年12月(昭和57年)
        FF-3D AF 1983年5月(昭和58年)
当時の価格:FF-3 AF  42,800円(RIKENON 35mm F3.2)
        FF-3D AF 47,800円

ファイル 11-3.jpg単3電池を2個使用する事で、電子シャッターによるプログラム露出制御やオートフォーカス、内蔵フラッシュ、フィルムのモーター巻上げと巻戻しを行う。

リコーは自社製品用にカメラと時計の半導体工場を建設したのだが、そこで半導体で稼動するオートフォーカスシステムの開発を行った。
半導体化されたオートフォーカスのモジュールを採用する事で、カメラのコンパクト化が可能となり、オールインワンタイプで、当時最も小型軽量なカメラが実現する事となった。
リコーはレンズも優秀で、コンパクトタイプでも写りがいい。
後の優秀なコンパクトカメラ群については、ご存知の通り。

また、面倒な儀式(露出・ピント調整)がなく、使用するのに手間がかからないので、先のヤシカの次に私の母が愛用したカメラだった。