【2026年新作】ブレゲ「トラディション」コレクションが現代的に進化。伝統と革新が融合した4つの新作を徹底解説
創業250周年という節目を2025年に迎えた高級時計の至宝、ブレゲ(Breguet)。
その歴史と伝統を再認識させた翌年の2026年、ブランドは代表作である「トラディション(Tradition)」コレクションに、新たな風を吹き込みました。
2005年の誕生から20年以上が経過した今、「伝統」を現代的な感性で再解釈した4つの新作が発表されたのです。
本稿では、ブレゲの精神を体現するこのコレクションが、どのように進化を遂げたのか。その魅力を余すところなくお伝えします。
⚙️ 「トラディション」の原点は、18世紀の革命的懐中時計にあり
ブレゲスーパーコピーの「トラディション」コレクションは、単にムーブメントをスケルトン化しただけの時計ではありません。その独創的なデザインには、創業者アブラアン-ルイ・ブレゲが残した偉大な遺産が息づいています。
スースクリプション ウォッチのDNA
その起源は、1796年に発表された「スースクリプション ウォッチ」、そして1800年代初頭の「モントレ・ア・タクト」と呼ばれる懐中時計に遡ります。
これらの時計に共通するのは、以下の特徴です。
12時位置に配置されたオフセンターダイアル
中央に鎮座する大型の香箱(ぜんまいばこ)
左右対称に配置された歯車とテンプ
「トラディション」は、通常はケースの中に隠されているはずのムーブメントの「裏側」を、あえて時計の「表側」として見せるという、極めて知的で遊び心のある設計思想を持っています。
歴史を継承しつつ、技術で進化し続ける系譜
2005年の初代モデル「トラディション 7027」以降、このコレクションは独自のビジュアルアイデンティティーを守りながら、トゥールビヨンやクロノグラフ、GMTなど、高度な機能を次々に内包し進化を続けてきました。そして2026年、ブランドは再び原点に立ち返り、コレクションに「現代的なアップデート」を施したのです。
✨ 2026年モデルで見られる3つの現代的進化
今回のアップデートで、トラディションコレクションは明確な方向性を示しました。それは「伝統回帰」と「現代的利便性」の融合です。
グラン フー エナメルとブレゲ数字の採用
従来のギヨシェ彫りダイアルに代わり、創業者が愛用した「グラン フー(大火)」エナメルと、彼が1783年に考案した独特の書体「ブレゲ数字」を組み合わせました。これにより、スースクリプション ウォッチの美しさが、より直接的に表現されています。
鮮やかなカラーリングの導入
地板やブリッジに、従来のゴールド仕上げだけでなく、スタイリッシュなブルーやブラックを採用。色彩によって、機械仕掛けの美しさをより際立たせています。
利便性を高めたラバーストラップ
トラディション史上初となるラバーストラップを採用しました。さらに、工具を使わずに簡単に交換できるインターチェンジャブル(着脱式)のラグ構造を備え、現代のライフスタイルに合わせた利便性も追求しています。
🕰️ 注目の4つの新作モデルを徹底解説
ここからは、新たに発表された4つのモデルが持つ、それぞれの個性を見ていきましょう。
伝統の美を纏った「トラディション 7037」
コレクションの入門編とも言える「トラディション 7037」は、今回のアップデートの象徴とも言えるモデルです。
18Kホワイトゴールドケース(Ref. 7037BB/E2/9WU)
白磁のような美しさを放つグラン フー エナメルのダイアルに、深みのあるブルーのムーブメントを組み合わせました。香箱の蓋には、伝統的なスネイル(蝸牛)模様のギヨシェ彫りが施されています。
プラチナケース(Ref. 7037PT/E2/9WU)
希少金属プラチナを用いたモデルは、ダイアルとムーブメントを「ブラック」で統一。モノトーンのスタイリッシュな表情が、現代的な雰囲気を醸し出します。
スペック詳細
ムーブメント: 自動巻き Cal.505SR(約50時間パワーリザーブ)
ケース: 直径38mm、厚さ12.7mm
防水: 3気圧
秒針の美しさを強調した「トラディション レトログラード セコンド 7097」
60秒のレトログラード(扇状に往復する)秒針が特徴の「7097」も、より伝統的な様式美へと回帰しました。
18Kローズゴールドのケースに、グラン フー エナメルのホワイトダイアルを配置。秒表示と時刻表示のバランスが再設計され、視認性が向上しています。
スペック詳細
ムーブメント: 自動巻き Cal.505SR1(約50時間パワーリザーブ)
ケース: 直径40mm、厚さ11.8mm
防水: 3気圧
冒険心に彩られた「トラディション GMT 7067」
実用性の高いGMT(第二時間帯表示)機能を備えた「7067」は、最も大胆なカラーリングを採用しています。
プラチナケースに、グリーンのグラデーションを施したグラン フー エナメルダイアルを初採用。第二時間帯の表示には、オリエンタル数字が用いられ、冒険心あふれるデザインに仕上がっています。
スペック詳細
ムーブメント: 自動巻き Cal.507DRF(約50時間パワーリザーブ)
ケース: 直径40mm、厚さ12.1mm
防水: 3気圧
輝きを放つ「トラディション 7038」
女性のためにデザインされた「7038」は、素材の美しさを追求したモデルです。
18Kホワイトゴールドのケースに、ダイヤモンドがセッティングされています。特筆すべきは、オフセンターダイアルにブラックのアベンチュリンガラスを初めて採用した点です。香箱の蓋には、太陽の光を模したソレイユ(太陽)模様のギヨシェ彫りが施され、光を受けるたびにきらめきます。
スペック詳細
ムーブメント: 自動巻き Cal.505SR(約50時間パワーリザーブ)
ケース: 直径37mm、厚さ11.6mm
防水: 3気圧
📌 まとめ:伝統は、更新されることで生き続ける
ブレゲの「トラディション」コレクションは、250年以上前の創業者のビジョンを、21世紀の技術と感性で蘇らせた稀有な存在です。
今回の2026年モデルは、エナメルや数字といった「伝統」を忠実に再現しながらも、カラーリングやストラップで「現代」を的確に取り入れました。
「歴史ある時計が欲しい」
「でも、現代的なデザイン性や装着感も譲れない」
そんな時計愛好家の願いを、これほど見事に叶えるモデルは他にないでしょう。伝統は、形を変えずに守るだけでは衰退します。ブレゲのように、時代に即して更新され続けることで、初めて「生きた伝統」として未来へ継承されていくのです。