IWCパイロット・ウォッチ・オートマティック 41 トップガンのホワイトセラミック仕様“レイク・タホ”が密かに登場したばかりだが、ブランドはさらにもう1本のサプライズモデルを発表した。それは41mm径のセラミック製パイロットウォッチ、“モハーヴェ・デザート”仕様である。ケースサイズは従来どおり41mm径×11.4mm厚。サンドベージュ/ブラウンの新色セラミックケースであり、ブランドが長らく展開してきた人気のカラーリングであることから、ファンの期待も高まることだろう。
IWC Pilot’s Watch Automatic 41 TOP GUN Mojave Desert
IWCスーパーコピー代引き優良サイトこのブラウンセラミックの実現にあたり、IWCの素材エンジニアたちは、酸化ジルコニウムに金属酸化物を加えて、厳密に定められた比率で混合している。その比率は焼結プロセス中に色が変化するため、試行錯誤を重ねて見出されたものである。ケースはまず粉末状の原料から成形し、“グリーンボディ”と呼ばれる予備成形体を製作。そこから機械加工によって最終形状に近づけたあと、焼成炉で焼結され、高い硬度と耐傷性を備えたセラミックケースとなる。
ムーブメントは従来と同じIWC製Cal.32112を搭載し、パワーリザーブは120時間。時・分・秒(ハック機能付き)および日付表示に対応し、防水性能は100mを確保。ダイヤルはブラウンカラーで、時・分インデックスにはスーパールミノバが塗布され、針にも夜光があしらわれている。価格は今年初めに登場した“レイク・タホ”と同様、127万2700円(税込)だ。
我々の考え
さて、ここで私は困ってしまった。IWCのモハーヴェ・デザート・ベージュセラミックは大のお気に入りで、今回の新作はとても刺さる。ビッグ・パイロットやパーペチュアル・カレンダー、最近では41mmのクロノグラフなど、このシリーズは何度か拡充されてきた。一方で、わずか1カ月前に登場した“レイク・タホ”のサプライズリリースに対しても熱く語ったばかりである。では、もし本当に購入するならどちらを選ぶのか? 答えは簡単ではない。“レイク・タホ”は夏にぴったりの1本で、明るくて力強く、存在感がある。しかし“モハーヴェ・デザート”は多くの人にとって使いやすい万能型といえるだろう。やはり実際に手に取り、IWCの41mmシリーズのなかでそれらはどう位置づけられるのか、見極める必要がありそうだ。
IWC Pilot’s Watch Automatic 41 TOP GUN Mojave Desert
基本情報
ブランド: アイ・ダブリュー・シー(IWC)
モデル名: パイロット・ウォッチ・オートマティック41 トップガン “モハーヴェ・デザート”(Pilot’s Watch Automatic 41 TOP GUN Mojave Desert)
型番: IW328106
直径: 41mm
厚さ: 11.4mm
ケース素材: サンドカラーのセラミックケース
文字盤色: ブラウン
インデックス: プリント
夜光: スーパールミノバ(ミニッツインデックス、針、アワーマーカー)
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: ベージュラバーストラップ、チタン製ピンバックル付き
IWC Pilot’s Watch Automatic 41 TOP GUN Mojave Desert
ムーブメント情報
キャリバー: IWC 32112
機能: 時・分・センターセコンド表示(ハック機能)、 日付表示
パワーリザーブ: 120時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時(4Hz)
石数: 21
クロノメーター認定: なし