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【2026年最新】カルティエの新作ムーブメントを徹底解剖。Cal.1928 MCと進化した「Tank Must SolarBeat™」の実力

【2026年最新】カルティエの新作ムーブメントを徹底解剖。Cal.1928 MCと進化した「Tank Must SolarBeat™」の実力

「王の宝石商」としての歴史を持ちながら、近年は「時計製造」としての地位を確固たるものにしたカルティエ(Cartier)。
2026年現在、同ブランドが注目すべきは、外装の美しさだけでなく、その内部に宿る「心臓部(ムーブメント)」の進化です。

本稿では、特に注目すべき2つの新作ムーブメントに焦点を当てます。
一つは、時計愛好家の心を鷲掴みにする「Cal.1928 MC」。
もう一つは、環境性能と実用性を飛躍的に高めた「Tank Must SolarBeat™(第2世代)」です。

⚙️ 美のための革新:カルティエスーパーコピー手巻きクロノグラフ「Cal.1928 MC」

まず注目すべきは、カルティエのPrivé(プリヴェ) コレクションに搭載されるために開発された、手巻きクロノグラフムーブメント「Cal.1928 MC」です。

「トチュ(Tortue)」のための専用設計
このムーブメントは、2024年に発表された「トチュ(Tortue) モノプッシャー・クロノグラフ」のためにゼロから設計されました。
かつてカルティエは、信頼性向上を最優先し、自社ムーブメント開発を縮小した時期がありました。しかし、現在のカルティエは「デザインのためのムーブメント」を作る段階に入っています。

美しさを追求した「非対称な配置」
Cal.1928 MCの最大の特徴は、そのレイアウトにあります。
ゼンマイ盒の配置: 薄型化を実現するため、通常中央にあるべきゼンマイ盒をケースの外周近くに配置。
左右対称の美学: 摆轮(テンワ)とゼンマイ盒、そして30分計と秒針の歯車を左右対称に配置することで、酒樽型(トニュ)のケース内に美しい景観を作り出しています。
水平クラッチの採用: 古典的な水平クラッチ方式を採用しながらも、薄型化と美観を両立させるため、複雑な歯車列が組まれています。

このムーブメントは、ル・セルクル・デ・ゾルロジェ(Le Cercle des Horlogers)との協業により開発され、面取りや鏡面仕上げなど、高級時計にふさわしい装飾が施されています。

☀️ 実用性の極致:「Tank Must SolarBeat™」第2世代の進化

もう一つの主役が、カルティエのアイコン「Tank Must」に搭載される光発電(ソーラー)ムーブメントの進化版です。
一見すると前モデルと変わらないように見えますが、その中身は劇的に改善されています。

文字盤全面がソーラーパネルに
第1世代は文字盤のローマ数字部分のみで発電していましたが、第2世代(2024年発表モデル)は文字盤全体に微細な穴(マイクロパーフォレーション)を開けることで、光の取り込み量を飛躍的に向上させました。
特許技術: この微細孔は肉眼では確認できず、金属文字盤特有の高級感(質感)を損ないません。
充電速度: 晴天時の屋外で、1日分の稼働に必要な充電時間が「4分→2分」に短縮。
パワーリザーブ: 満充電時の稼働時間が、従来の約5ヶ月から約24ヶ月(2年)へと大幅に延長されました。

これは、時計業界において「環境配慮(サステナビリティ)」と「高級感」を両立させた画期的な事例と言えます。

📊 2つの新作ムーブメント比較まとめ

カルティエが示す「美の極致」と「実用の極致」。その違いを分かりやすくまとめました。
項目 Cal.1928 MC Tank Must SolarBeat™ (第2世代)
搭載モデル Privé トチュ モノプッシャー Tank Must

駆動方式 手巻き(機械式) 光発電(クォーツ)

主な特徴 美観を優先した専用設計 文字盤全面受光・2年駆動

パワーリザーブ 約44時間 約24ヶ月(満充電時)

対象ユーザー 機械式時計の芸術性を愛する層 実用性とエコを重視する層

📌 まとめ:カルティエの「今」を感じる一本

カルティエの2026年のラインナップから読み取れるのは、「デザインのためなら技術的制約さえも乗り越える」という強い意志です。

Cal.1928 MC: 酒樽型ケースという制約の中で、あえて複雑な機構を採用してまで「美しさ」を追求した機械式時計の傑作。
Tank Must SolarBeat™: 「電池交換不要」という利便性を、高級時計の意匠を崩さずに実現した現代的なソリューション。

どちらのモデルも、カルティエというブランドが単なるジュエラーではなく、一流のマニュファクチュールへと進化したことを如実に物語っています。
特にTank Mustの進化は、普段使いの一本として、そして機械式時計とは異なる「賢い選択肢」として、非常に魅力的です。