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グラスヒュッテ・オリジナルの新しいシックスティーズ・スモールセコンドを発表。

先月初め、ついにドイツの時計製造発祥の地であるグラスヒュッテを訪れる機会を得た私は、この小さな街の素晴らしい時計製造という名の魔法を目にすることができた。大変魅力的なその歴史について何年にもわたって読んできたつもりだが、その歴史が今日までどれくらい小さく、そしてどれほど息づいていたかまったく理解していなかった。つい先週、グラスヒュッテ・オリジナルは新しい42mmのローズゴールド製ドレスウォッチ、シックスティーズ・スモールセコンドを発表した。この時計、そしてブランド自体がどれだけ街の歴史を思い起こさせるのか、知らない人は少なくないだろう。

グラスヒュッテへようこそ。この写真のなかで、いくつのブランドを見つけることができる?

まずは歴史を感じさせるスイスのジュウ渓谷から。ジュウ渓谷の小さな街を車で走り抜けると、何百年ものあいだ時計製造と結びついてきた名前を目にすることができる。その感覚を凝縮し、あるひとつの通りに立つと、少なくとも4つの主要なウブロスーパーコピー時計ブランドの本社が見える。それがグラスヒュッテという街だ。

グラスヒュッテ・オリジナルの厳かな製造施設を訪れているあいだ、 “オリジナルであること”を暗示するキャッチフレーズを絶えず耳にした。これは主に、ユーザーが同ブランドの腕時計を身につけたときに感じる独立心と独自性をアピールするものだが、この名前にはもっと文字どおりの意味も込められている。

グレーとホワイトでできた、左下にある大きな建物がグラスヒュッテ・オリジナルで、右手にA.ランゲ&ゾーネ、通りを挟んでノモスがある。

グラスヒュッテ・オリジナルはベルリンの壁が崩壊した、ドイツ再統一後の副産物として、1994年に誕生した比較的新しいブランドだ。グラスヒュッテを拠点とするほとんどのブランドが設立(正確には再設立)された日付に注目すると、その多くはこの時期に当たる。というのも、ドイツ民主共和国時代には、チュチマ、A.ランゲ&ゾーネなどの有名なドイツの時計ブランドが、グラスヒュッテ・ウーレンベトリーベ(Glashütter Uhrenbetriebe、通称GUB)と呼ばれるひとつの傘下に統合されていたからだ。

第2次世界大戦末期、連合軍の爆撃によりグラスヒュッテはほぼ壊滅状態に陥る。街に残存した時計製造設備は、後に戦争の賠償金として請求され、ほとんど残らなかった。そして生き残った時計職人の機関がその設備の再構築を可能にした一方で、GDR(ドイツ民主共和国)は国営の時計製造会社であるGUB社にしかその操業を許可しなかった。

GDR GUB Caseback
裏蓋に“Made in GDR”という刻印が入ったGUBウォッチ。

GUBブランドは長年にわたり機械式時計に注力し続け、鉄のカーテン(第2次世界大戦が終結したあと、当時の東西両陣営の分裂した緊張状態を表した言葉)の陰に隠れていたが、ある意味ではクォーツショックから守られていた。パテックのようなブランドがこの時代に生み出していた品質には及ばないものの、熱狂的なファンを獲得していたのだ。価格も手頃で、数百ドル程度のものもあった。

グラスヒュッテ・オリジナルがこれらのアンダークオリティな時計と距離を置きたい理由は明らかだ。最近のGO(以下グラスヒュッテ・オリジナル)は、GUBに属するブランドよりも素晴らしい仕上げを施した時計を高い価格で提供するなど、驚くほど高クオリティな時計を生産している。しかし、この歴史はブランドと密接に結びついている。GUBより前の時代、“グラスヒュッテ・オリジナル”は同じスタイルの粗悪なコピー品と区別するために使われていた。ただ最終的にGUBが解散すると、GOは旧GUB社の従業員72名と、当時あった機械の大部分を引き継いで設立。現在では、 “オリジナル”が何を意味するのかをより忠実に表現し、GOはグラスヒュッテの時計製造の連綿と続く系譜に最も近い存在となっている。そして、新しいシックスティーズ・スモールセコンドは、そのつながりを証明するものである。

A selection of GUB Watches
1960年代のふたつのモデルを中心としたGUBの時計セレクション。

SeaQ and Spezimatic
新型のSeaQ(左と右)と、真ん中がスペツィマティック(Spezimatic)。

Spezimatic
ヴィンテージ版を見るまでは、分針の大きな矢印が特に好きではなかった。ただ(見た瞬間)すべてが腑に落ちた。

Q Certification
ダイヤルに施されたQ認証。

グラスヒュッテに滞在していたとき、グラスヒュッテ・オリジナルの従業員が所有していたGUB時代の腕時計をいくつか見た。そのなかには、GOが“ヴィンテージ”や“SeaQ”ラインとして現在製造しているものと、GDR時代の苦難の時代とのあいだに明らかに関連性を見出せるものがあった。そのうちのひとつはスペツィマティックで、現在のSeaQラインとよく似ている。実際、ダイヤルにある“Q認証”(SeaQの名前の由来)は、GDRにおける品質を認証しているものであり、時計からトースターといったあらゆるものにこのマークは見られ、そしていまのGOの使用まで続いている。また1970年代につくられた別の時計は、現代のコレクションであるセブンティーズウォッチと非常によく似ている。しかし上のコレクションを構成するふたつのモデルは、新しいシックスティーズ・スモールセコンドが過去への言及としてパワーアップ(そしてよく仕上げている)したものだと示している。

この新作がグラスヒュッテ・オリジナルのまったく新しい試みでないことはわかった。このブランドは以前からシックスティーズの時計を手掛けている。ただ彼らの新しい解釈により、さらにそれが魅力的だと思った場合、その歴史は再考する価値があるということなのだ。

センターセコンドを採用したシックスティーズのほうが、オリジナルのヴィンテージウォッチにより忠実であるかもしれないが、新しいスモールセコンドの時計は、私好みのより洗練されたクラシックスタイルとなっている。先月この時計を実際に見たとき(残念ながら写真を撮ることはできなかったが)、42mmという従来のドレスウォッチより少し大きいサイズにもかかわらず、薄いベゼルとカーブした短いラグにより手首によくフィットした。RG製ケースは、一部のブランドの(ゴールド)ミックスよりもイエローが強かった。私の好みであるイエローゴールドのケースをほとんどやめているブランドもいくつかあるので、これはうれしいことだ。

とはいえ42mmは一般の人にとっては大きく、そして12.4mmとやや厚い。これはドーム型サファイアクリスタルでできた裏蓋が部分的に影響しているようだ。ただ私は、GOにおけるサイズの問題の要因となっているムーブメントを小さくすることに時間を要してほしいと、切に願っている。しかしGOのムーブメント仕上げについては、あまり頻繁に語られていない。今回ブランドはムーブメントの写真を公開しなかったが、自動巻きCal.39-60(Cal.39の新バージョン)の仕上げは素晴らしいものだ、という私の言葉を信頼して欲しいと思う。面取りされたエッジと磨き上げられたポリッシュ仕上げのネジ、スケルトナイズされた“GO”ローター、ゴールドのアクセント、そして新しいムーブメントによる約40時間のパワーリザーブは必見だ。
いつものように細部も異なる。3、9、12のフォントは、現在使用されているフォントのなかで私が最も好きな(そして最も古風な)フォントのひとつだ。リューズも少しアグレッシブで過剰なつくりに見えるかもしれないが、当時のGUBウォッチを見返すと、深いローレット加工や四角く切り落とされたエッジなどがとても似ていることに気づくだろう。アンティークウォッチのなかには、ステーキが切れそうなほど鋭利なリューズもあった。今回のグラスヒュッテ・オリジナルは、ドレスウォッチとして使えるようほんの少しトーンを戻したようだ。

Vintage GUB watch
1960年代製のヴィンテージGUBウォッチ。

新作の価格は225万5000円(税込)と、過小評価されているブランドとしては厳しい価格かもしれない。しかしその理由の一部は、ブランドの歴史を広く理解していないことにある。しばらくのあいだ、このブランドの主力ラインとして定番であり続けると私の直感がいっているので、実際に見てみることをおすすめする。

基本情報
ブランド: グラスヒュッテ・オリジナル(Glashütte Original)
モデル名: シックスティーズ・スモールセコンド(Sixties Small Seconds)
型番: 1-39-60-01-01-04

直径: 42mm
厚さ: 12.4mm
ケース素材: 18Kローズゴールド
文字盤: ガルバニック仕上げ シルバー
インデックス: 削りだし、スケールプリント加工
夜光: インデックス先端にあるドット
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: グリーンのルイジアナ産ヌバック仕上げアリゲーターストラップ

ムーブメント情報
キャリバー: 39-60
機能: 時・分・スモールセコンド
パワーリザーブ: 約40時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
追加情報: グラスヒュッテ4分の3プレートリブ仕上げ、スワンネック緩急微調整装置、ダブルGシンボルのゴールド製スケルトンローター

私はいつもハブリング²の時計に特別な愛着を持っている。

どの時計を取っても、その複雑機構が自然と笑顔を引き出してくれることに感動してきた。また、このブランドには確かな歴史がある。リチャード・ハブリング(Richard Habring)氏はIWCでのキャリアのなか、バルジュー7750とラトラパンテモジュールを用いてスプリットセコンド機構を普及させた人物としてよく知られている。今年は、彼が妻マリア(Maria)氏とともにオーストリアのブランド、ハブリング²を創立して20周年を迎える節目の年だ。この20年間で、ハブリング²は時計コレクターのあいだで愛される存在へと成長してきた。

私が特に気に入っているのは、彼らのデッドビートセコンドモデルであるエルウィンだ。そして、新しい“タキシード”デザインを見たとき、ついに手に入れるときが来たと感じた。デッドビート、つまり“ジャンピングセコンド”機構になじみがない人のために説明すると、これはある意味、皮肉を効かせた技術である。スイープ秒針で機械式の特徴を強調するのではなく、逆に秒針が1秒ごとに正確に1回だけ進むように、さらに手間をかけてムーブメントを設計しているのだ。そう、ほとんどのクォーツムーブメントと同じように。

アメリカを拠点とする時計販売店、ウブロスーパーコピー代引きオロロジー・バイ・ザ・シー(Horology By The Sea)を運営しているブランドン・スキナー氏(Brandon Skinner)と協力し、時計にいくつかの変更を加えて自分らしいデザインに仕上げたあと、時計をリチャード夫妻の手に委ねた。そして数カ月後、ついに時計が手元に届いた。

Habring watch shot on background image of an IWC watch.
この時計を手にして数週間が経ち、ふと考えることがあった。このブランドの時計について深く語っていなかったが、エルウィンが登場してから8年が経った今でも、独立時計メーカーのなかで最も優れた価値を持つモデルのひとつであり続けていると感じる。

 本題に入る前にまず価格について触れておこう。スタンダードなエルウィンの価格は現在およそ6800ドル(日本円で約100万円)だ。この“The Value Proposition”として取り上げる時計の多くは、通常この価格帯にはおよばない。ただ今回の場合このセクションが相対的に適用されるべきだと思うし、実際にこの時計を手に取ったことがある人ならきっと同意してくれるだろう。価格に見合うだけの高い時計製作技術が詰まっているのだ。

 ハブリング²はエルウィンをさまざまなデザインや他ブランドとのコラボレーションで活用してきたが、そのなかでも特に気に入っているのがマッセナLAB 02だ。とはいえ過去のハブリング²のデザインには、納得できないものもあった。タイポグラフィやロゴのチョイスに気になる点があったり、どのデザインも興味深いものの完璧と感じられないものもあったからだ。しかしこのタキシードダイヤルには違う印象を受けた。エルウィンを単なる時計マニア向けのモデルではなく、より時代を超越したエレガンスを持つものとして再発見させてくれたのだ。


THC スクールピースは、オロロジークラブ(The Horology Club)のウェブサイトに掲載されている。内側に湾曲したコンケーブベゼルに注目だ。


こちらは、ハブリング²が製造している標準モデルのエルウィン “タキシード”。

 さて、このダイヤルの歴史について簡単に説明しよう。2022年、ハブリング²は香港のオロロジークラブと協力し、“THC スクールピース”と名付けた10本限定のモデルを発表した。本モデルはブレゲ数字を採用したカラトラバへの美しいオマージュであり、バーティカルサテン仕上げが施されたシルバーの中央部分をオリーブグリーンが取り囲むデザインが特徴だった。THCはスタンダードなエルウィンケースにコンケーブベゼルへと変更し、より洗練されたデザインにした。このコラボレーションのあと、2023年にハブリング²は現在の定番モデルである“タキシード”デザインで発表し、マットグリーンを美しい立体的なスネイル仕上げのダークグレーに置き換えた。さらに同様の仕上げをアウターミニッツトラックにもあしらった。加えてブレゲ数字とリーフ針はすべてポリッシュ仕上げとし、青焼きした秒針がモノクロームダイヤルに彩りを添えている。

Habring Dial Closeup
数字とセコンドトラック周りのスネイル仕上げが光を受けて、ダイヤルに豊かな表情を与えている。

 ケースのサイズは直径38.5mm、厚さ9mmだ。私は手首が約6.5インチ(約16.5cm)と細いためこのケースはまさに理想的と言える。確かに、この時計が意識している過去のドレスウォッチに比べると大ぶりだが、現代の時計製造においてはよくバランスが取れていると思う。また薄型を実現している点も見逃せない。多くの高価格帯ブランドが手巻きの3針時計をこの厚さでつくるのに苦労しているなか、モジュール式の複雑機構を持つこの時計はとても印象的である。防水性能も、この薄さを考慮すれば30mで十分と言えるだろう。

 普通のエルウィン タキシードには、傾斜したポリッシュ仕上げのベゼルが付いているが、私の時計はサテンとポリッシュを組み合わせたステップベゼルへと変更した。これによりヴィンテージ感がさらに強まり、数字とのコントラストが引き立つシャープな印象を与えてくれた。

Habring dial closeup
 時計内部には、自社製の手巻きムーブメントA11Sを搭載。振動数は2万8800振動/時(4Hz)で、約48時間のパワーリザーブを備える。時計史の観点で見ると、リチャード・ハブリング氏はETAが供給するバルジュー7750をベースにモジュール開発していたことで知られている。A11Sの設計は7750に基づいているが、A11Sはきわめて自社製に近いムーブメントだ。これは数年前にスウォッチグループが所有するETAが多くのブランドへのエボーシュ供給を停止した際、必要となった動きである。

 この価格帯で、これほど自社製にこだわっているのは驚くべきことだ。このムーブメントでオーストリアのメーカーが設計していない主な部分は、カール・ハース社製のヒゲゼンマイだけだが、これも自社内で組み立て・調整されている。ハブリング夫妻によると、この新しいムーブメントパーツは“夫妻の指示と設計図に基づき”地元の専門業者によって製造されていると情報をオープンにしている。専門業者の多くはETAがより閉鎖的になったとき契約を失い、仕事を探していたところをハブリング夫妻が依頼したという経緯がある。

Caseback shot of the Habring
ケースバックの姿。

 サファイア製シースルーバックからは、オーストリアの時計製造技術を垣間見ることができる。これより何十倍も高価な時計で見られる華やかな手仕上げはないが、それでもとても丁寧な仕上げであり、シースルーバックにふさわしい仕上がりだ。ムーブメントには面取りやペルラージュのほか、中央プレートには放射状のサテン仕上げが施されている。そしてムーブメントの中心にはジャンピングセコンドのモジュールが配置されている。モジュールは中央プレートにうまく組み込まれており、3本のスポーク(一部の歯車から伸びるアームのこと)を持つブリッジがセンターセコンドギアをしっかりと固定している。とても魅力的で、モジュールデザインのあらゆる面に意図が感じられるつくりだ。

 時計のヴィンテージ感をさらに引き立てるため、もとからあった工業的なテンプ受けを手彫りのものに交換した。この手彫りの仕上げは見事なもので、テンプ受けの広い表面積が職人技を存分に引き立てている。

Hand Engraved Balance
この手彫りのテンプ受けは特注品。

 少し自己満足的な話かもしれないが、私のムーブメントセンタープレートが少し違っているのにお気づきだろうか。この依頼は、私と同僚のリッチがネット上で“コート・ド・ソレイユ”装飾が施されたエルウィンを偶然見つけたことに端を発する。時計を注文する際ブランドン氏に連絡を取ったところ、この装飾品は彼がオーストリアを訪問した際に“引き出しのなかで未使用のまま眠っていた”と説明してもらった。どうやら時刻表示のみのA11Bムーブメント用に3〜4個、A11S用にも同じくらいのパーツ数がつくられたようだ。そしてブランドン氏によれば、これは製造元に残っていた最後のひとつであり、ハブリング夫妻は“今後この装飾はつくれない”と言っている。とても美しい仕上がりで、このムーブメントの仕上げをさらに一段引き上げ、価格以上の価値を感じさせてくれるものだ。希少性を考えるとうれしい反面、実際には少し残念にも思っている。というのもこの装飾は今後も継続して製造し、今後同社の全モデルに採用されても素晴らしいだろうと思うからだ。

habring movement bridge
製造元に残っていた、最後の“コート・ド・ソレイユ”装飾が施されたムーブメントプレート。

 さて、時計の価値について話を戻そう。この時計には、ほかのブランドならもっと高い価格設定をしても不思議ではないさまざまな要素が詰まっていると思う。ハブリング²は年に約200本しか生産していないため、その時点で特別なものを手にしていることが分かる。また、この価格帯でカスタマイズできるのも珍しいことだ。もちろん追加費用はかかるが、常識の範囲内であれば、細かな変更によって価格が大幅に上がることはない。

 何よりも重要なのは、めったにお目にかかれない複雑機構をこの価格帯で手に入れられるという点だ。この分野で唯一の競争相手となり得たのは、現在では生産終了しているジャガー・ルクルトのジオフィジック・トゥルーセコンドだろう。2015年の発売当初、その価格は9050ドル(当時の定価は税別93万2000円)であった。確かに、JLCのほうがブランドとしての認知度が高く、革新的な“ジャイロラボ”というテンプも搭載されていたが、どちらがより高い時計技術的価値を持っているかは議論の余地があるだろう。リチャード・ハブリング氏の時計製造における歴史的な貢献は、エルウィンにこそ光ると私は考える。加えてジオフィジックは自動巻きであったとはいえ少し大きく(39.6mm)て厚みもあり(11.7mm)、エルウィンよりもボリュームがあった。

JLC Geophysic
2015年の発表時にベン・クライマーが撮影した、ジャガー・ルクルト ジオフィジック・トゥルーセコンド。

Geophysic Movement
ジャガー・ルクルト製Cal.770。ゴールドの巻き上げローターとH型のジャイロラボテンプを備えている。

 デッドビートセコンドの時計とその価値を語る際、1秒ごとに秒針が跳ねるという共通点を持つクォーツウォッチに触れないのは不適切だろう。グランドセイコーの9Fクォーツムーブメントを搭載した美しい時計がより安価で手に入るのに、なぜ6800ドル(日本円で約100万円)もするデッドビートセコンドの時計を選ぶのかと思うかもしれない。しかしそれではデッドビートセコンド機構の本質を見落としてしまうだろう。

 エルウィンの価値は、機械式時計製造の楽しさを体現したもので、独立時計メーカーのなかでも特に魅力的なふたりがつくる、他ブランドではなかなか競争できない価格で手に入る本物の時計を所有できる点にある。メジャーブランドが2倍の値上げをすることもある時代に、エルウィンの価格が発売から8年経った今でも数百ドルしか上がっていないという事実は、リチャードとマリア・ハブリングのふたりがどれだけ価値ある時計製造をしているかを物語っている。

時計の風防には目に見える以上(あるいは見えない部分)に多くの魅力が隠されている。

スポーツの世界では“よい審判は目立たないものだ”という言葉があるが、時計の風防にも同じことがいえるかもしれない。しかし私たちが目にしているこの透明なパーツには、目に見える以上の重要な役割がある。

過去100年のうち、ダイヤルを保護するためにいくつかの素材が使われてきた。それらは主にアクリル(プラスチック)、ミネラル(ガラス)、そしてサファイア風防だ。現在、ある程度の価格帯の時計には一般的にサファイアが使用されているが、一部のコレクターのあいだでは昔ながらのアクリルへの評価が依然として根強い。風防にもスポットライトを当てるべきときが来たようだ。ここでは、風防の歴史やその製造方法、そしてなぜ一部のコレクターはアクリルをほかのものよりも好むのか、その理由について詳しく解説する。また、アクリルとサファイアの未来を見据えた風防の革新者たちにも話を聞いてみた。

オメガスーパーコピー代引き スピードマスターは、ヘサライト(プラスチック)風防とサファイア風防というふたつの選択肢を提供している点が特徴だ。今では珍しいが、これはオリジナルのムーンウォッチへのオマージュとなっている。

プラスチックの世界
プレキシガラス、またはポリメチルメタクリレート(PMMA)は、アクリルやその商標名のひとつであるヘサライト、プレキシガラス、または単に“プラスチック”として知られる素材だ。1928年に開発され、その数年後に化学メーカーのローム・アンド・ハース(Rohm and Hass)社によって“プレキシガラス”の商標で初めて商業化された。この素材はドイツ、イギリス、アメリカの企業や科学者たちによってほぼ同時期に発見・商業化されている。ヘサライトはオメガがムーンウォッチに使用したことで最も知られており、時計の風防として最適化された特性を持つプラスチックの一種である。

ヴィンテージのロレックス サブマリーナーとデイデイトは、アクリル風防を採用したモデルである。

この新しい素材は、通常のガラスと比べて優れた特性を持ち、すぐに実用化された。具体的には、柔軟性、軽量性、高い透明度、そして耐衝撃性に優れており、さらに製造が比較的容易(つまり、コストが低い)である点が大きな利点だった。

第2次世界大戦中、アクリルガラスは潜水艦、航空機、兵器、そしてもちろん時計といったさまざまな用途で使用された。ガラス風防が割れるのを防ぐためにケージやカバーが必要だったトレンチウォッチの時代は、すでに過去のものとなっていたのだ。実際、1915年に“割れない風防”が初めて登場した時点で、これらのガラス風防はすでに置き換えられていた。この“割れない風防”は、セルロイドという初期の透明プラスチックでつくられており、成形しやすく、柔軟で安価というプラスチックの利点を持っていた。ただセルロイドには高い可燃性があり、低温で収縮するという欠点もあった。アクリルの登場は、これらの問題を大きく改善したものである。

第2次世界大戦後、アクリル風防は時計業界の標準となった。ヴィンテージのロレックス、パテック、セイコーなど、ほぼすべての時計ブランドがプレキシガラスを使用していたのだ。現在では、これこそ古い時計の魅力の一部だとさえ考えられている。

「アクリル風防は、ヴィンテージウォッチのデザインにおいて欠かせない要素です」と、ヴィンテージロレックス専門の時計師であるグレッグ・ペトロンジ(Greg Petronzi)氏は語る。「個人的には、アクリルにはサファイアにはない魅力があります」。ペトロンジ氏にとって、ヴィンテージサブマリーナーのダイヤルは当時の設計者たちの意図を反映した適切な風防の下でこそ、真にその美しさが引き立つものだという。

彼はアクリルに対する情熱からTrueDome(トゥルードーム)という会社を設立し、ヴィンテージロレックスで見られる“スーパードーム”風防を、人気のヴィンテージスポーツモデル向けに精密に再現した。愛好家にとって、これらのヴィンテージツールウォッチのドーム型プラスチック風防は、現代の時計で見られる一般的なフラットサファイア風防とは一線を画している。

この魅力の一部はアクリルが“古い”風防として持つとされる欠点からも生まれているが、これらのヴィンテージウォッチは依然として堅牢で、目的に応じた設計がなされていた。

「ヴィンテージウォッチがアイコンとなったのは、文字どおり実用的であったからであり、現代のより装飾的な時計とは異なります」と、ロリエの共同創設者であるロレンツォ・オルテガ(Lorenzo Ortega)氏は語る。この遺産へのオマージュとして、ロリエは常にヴィンテージにインスパイアされた時計にヘサライト風防を使用している。

「ヘサライトには独特の温かみと透明感があり、見た目の表面的な強さではなく機能的に頑丈で、サファイアと比べても割れにくいです」とオルテガ氏は付け加えた。現代のサファイア風防と比べても割れにくく、より柔らかい優しい印象を与える。

プラスチック風防にはいくつかの欠点がある。モース硬度は約3程度であり、指で触れると、爪(モース硬度2.5)とあまり変わらない強度しか感じられないだろう。アクリルは傷も付きやすいが、柔軟性があり、曲がることはあっても割れることはあまりない。また表面レベルの浅い傷は、ポリウォッチ(時計プラスチック風防用研磨剤)や歯磨き粉を少量使って磨くことで簡単に取り除くことができる。現代の時計メーカーはアクリル風防をサファイア風防にほとんど置き換えているが、オルテガ氏やペトロンジ氏、そして私自身も含め、アクリル風防は現代の使用にも十分耐えられると強く主張している。

「人々は、良質なアクリル風防が実際には本当に堅牢であることに気付いていない」とペトロンジ氏は述べている。「例えば、ヴィンテージのシードゥエラーやサブマリーナーの風防は、エクスプローラー 1016の風防よりもはるかに厚いのです」

プラスチック風防のつくり方

アクリルは柔軟性に富んでいるため、メーカーにとっては加工が簡単でコストも抑えられる。まず大きなプラスチックシートを用意し、それを打ち抜き、形成し、磨き、形を整える。この工程はホリデーシーズンに大きなクッキー生地を使ってクッキーをつくる過程に似ている。それでも本格的なメーカーは、さまざまなポリマーを試して、その特性にどのような影響を与えるかを研究することもある。

ペトロンジ氏は「トゥルードームで、私はヴィンテージロレックスの風防の感触を再現するために、5種類か6種類のポリマーを試しました」と話した。「結果それぞれのバリエーションで光学的な透明度、弾性率、耐衝撃性に違いが生じました」。サファイアを扱うよりは安価で済むものの(これについては後述)、ペトロンジ氏は「アクリルは安くつくるのは簡単ですが、正確につくるには高くつきます」と述べている。新しい風防のリファレンスをひとつ製造するには、7桁の費用と1年の研究開発がかかることもあるという(現在トゥルードームでは、さまざまなヴィンテージロレックスモデルに対応する6つのリファレンスを所持している)。

シチズン NB6031-56E / NB6030-59L シリーズエイト 880の新作情報です。

シチズン NB6031-56E / NB6030-59L シリーズエイト 880の新作情報です。

2021年に復活したシリーズエイトからGMT機能を搭載した880 Mechanicalが新登場。

パネライスーパーコピー代引き激安 優良サイトフフフ・・・となる、潔いデザインですけれど、若者には刺さるかも知れません。

ペプシ、バットマン、カフェオレ(ルートビア)的なカラーブロックを採用し、一目で「新作はGMT」だなと、わからせに来ています。

文字盤の説明(コンセプト)はありますが、敢えて回転ベゼルについては触れないあたりシチズンも相当なアレですけれど、ベゼルを使えばGMT針と併せて3つの時間帯を表示できます。


41mmのスティールケースに搭載するキャリバー9054は50時間のパワーリザーブ、耐磁性もある自動巻きムーブメント。

カフェオレ(ルートビア)カラーのNB6032-53Pは1300本の限定モデル、バットマン NB6031-56E、 ペプシ NB6030-59Lはレギュラーモデルとなります。

2023年秋頃販売予定、レギュラーモデルは220,000円、限定モデルは242,000円。

NB6031-56E / NB6030-59L
NB6031-56E画像。詳細は下記

・『シチズン シリーズエイト』初のGMT機能搭載
GMT針を使い第2タイムゾーンの時刻表示と、両回転するベゼルを使うことで第3タイ ムゾーンの時刻確認もできます。

・東京の夜景と伝統の市松模様を融合した文字板パターン
東京の夜景をデザインソースに、ビル群の大きさの異なる四角い窓のイメージと、繁栄の意味を持ち日本で親しまれてきた市松模様を組み合わせてモダンに進化させた新しいパターンを文字板にデザインしました。


・立体的で力強い2体構造のセンターケース
それぞれの面ごとにミラーと複数パターンのヘアラインを使い分け、シャープな直線で構成される立体的な美しさを際立たせました。

・第2種耐磁を備えたムーブメント
デジタル社会に欠かせないスマートフォンやタブレット等から発せられる磁力による時計の時刻精度への影響を防ぐため、ムーブメントの耐磁性能を強化した「第2種耐磁」を備えています。また、平均日差-10~+20秒、持続時間約50時間と高い性能を実現しています。

世界に挑む、
その意志を受け止めるために。

新開発のGMT機能付き機械式ムーブメント「Cal.9054」を採用。
駆動時間最大約50時間で、
平均日差-10秒~+20秒の高精度を実現しています。
また、耐磁性能は現代社会での使用に対応した「第2種耐磁」を実現。
スマートフォンやタブレットといった磁力を発生するデバイスに
1cmまで近づいても、時刻精度への影響を限りなく防ぎ
安心して使用することができます。

あなたの挑戦が、
いつまでも輝き続けるように。

Series 8が手にした、新たな佇まい。
その大きな魅力の一つが、オリジナルの文字板パターンです。
東京の夜景と、繁栄の意味を持ち
日本で親しまれてきた市松模様を融合。
独自の紋様を開発しました。
身にまとう人がいつまでも輝き続けてほしい
という想いを込めて、
Series 8のシンボルとして採用しました。

繊細かつ大胆に。
かつてない表情を追い求めて。

現代を生き、未来を切り拓く人にふさわしい
モダンなデザインを生み出すために。
4体構造のケース設計を採用。
センターケースは2体構造にすることで、
複雑な磨きのかき分けを実現しました。
心地いいクリック感を持つ両回転ベゼルは、
オーセンティックなスポーティテイストを演出します。

機械式ムーブメントの
精密な美しさを。

挑戦する意志とともに動き続ける新開発のムーブメント。
その鼓動を見つめることができる
シースルーバック仕様を採用しました。
精密に時を刻む美しさをあなたへ。

より快適な装着感のために
生まれたバンドデザイン。

中留めに向けて絞られたブレスラインを採用。
世界で挑戦するその腕を美しく彩ります。
また、Series 8のアイデンティティともいえるフラット面に
粗いヘアラインを施すことで、
力強さとさらなるラグジュアリーさを持つデザインへ。
力強さと品を強調した仕上げで、
より快適な装着感を追求しました。

ブランド/商品名CITIZEN Series 8(シチズン シリーズエイト)/880 Mechanical
商品番号NB6031-56ENB6030-59L
発売日2023年秋
希望小売価格220,000円(税抜価格200,000円)
ケース/バンドステンレス
ガラスサファイアガラス(両面無反射コーティング)
ケース径/厚み41.0mm / 13.5mm(設計値)
主な機能Cal.9054 /自動巻き+手巻き/精度:平均日差:-10~+20秒※/持続時間約50時間(最大巻上時)/振動数:28,800回/時/石数:24石/GMT機能
■10気圧防水■第2種耐磁時計■シースルーバック
NB6032-53P 1300本限定


シチズン シリーズエイト 880 Mechanical 限定モデルNB6032-53P
希望⼩売価格 242,000円 世界限定1,300本

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本限定モデルは、日本の秋の輝きをデザインテーマにしています。ケース、バンド、文字板にそれぞれに異なる表情のゴールド色を使用することで、黄金色に輝く日本の秋のイメージと「シリーズエイト」が持つモダンさを融合させました。文字板には、夕日に照らされる秋の草原に着想を得た、光の陰影を感じる打ち型のパターンを施しています。

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機能面では、両回転ベゼルを使用することで最大3つの時刻を確認できるGMT機能を備えています。

裏ぶたは、ムーブメントの鼓動を感じられるシースルーバックを採用。デジタル社会に欠かせないスマートフォンやタブレット等から発せられる磁力による時計の時刻精度への影響を防ぐため、ムーブメントの耐磁性能を強化した「第2種耐磁」を備えています。また、平均日差-10~+20秒、持続時間約50時間と高い性能を実現しています。

日本の色彩豊かな秋を、その腕に。

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このモデルでは、秋をテーマにしました。
ケースとブレスレットでは、
イエローゴールド色とウォームゴールド色の
ツートンカラーが紅葉の色彩を演出。
限定モデルならではの文字板のパターンは、
夕日に照らされ黄金色に輝く
日本の原風景をモチーフに開発しました。

ブランド / 商品名CITIZEN Series 8(シチズン シリーズエイト)/880 Mechanical限定
商品番号NB6032-53P
発売日2023年秋
希望小売価格242,000円(税抜価格220,000円)
限定数量世界限定1300本
ケース / バンドステンレス(めっき/イエローゴールド色、ウォームゴールド色)
ガラスサファイアガラス(両面無反射コーティング)
ケース径 / 厚み41.0mm /13.5 mm(設計値)
主な機能Cal.9054 /自動巻き+手巻き/精度:平均日差:-10~+20秒※/持続時間約50時間(最大巻上時)/振動数:28,800回/時/石数:24石/GMT機能
■10気圧防水■第2耐磁時計■シースルーバック
まとめ


いかがでしょうか?

「【2024年新作】シチズン NB6031-56E / NB6030-59L シリーズエイト 880 Mechanical GMT 41mm ¥220,000- 」でした。

ロレックスのGMTマスターIIと言うよりは、GMTマスターを真似たタグホイヤーのアクアレーサーにも見えますね。

それにしてもこのカラーブロックを考えたロレックスは偉大だな。

本当に一目で機能がわかるもの・・・

シリーズエイトは機能も価格もグッドなバランスなので、20代の社会人にこのモデルも好まれると良いな~。

それではまた!

ザ・シチズン キャリバー0200搭載機 NC0207-07A “純白” 限定200本の新作情報です。

ザ・シチズン キャリバー0200搭載機 NC0207-07A “純白” 限定200本の新作情報です。

シチズンの高級ライン The CITIZENから2023年の新作です。

今年も機械式ムーブメントCaliber 0200を搭載した限定モデルが登場。

シャネルJ12スーパーコピー代引き激安 優良サイト今回は「白」を基調としたメリハリのあるパンダ仕様。黒いジルコニアセラミックベゼルと電鋳手法で仕上げた白ダイヤルの組み合わせ。

世界限定200本、8月25日発売予定、国内定価は1,045,000円となっています。

レギュラーモデルの黒文字盤はかなり格好良かったので、白も期待できますね。

最初の3本にも55本限定モデルの白文字盤がありましたが、ちょっと違うのかも知れません。

NC0207-07A


NC0207-07A
8月25日発売予定
特定店限定モデル 世界限定200本

¥1,045,000
この白は、意志。
メカニカルモデル Caliber 0200 限定モデル
艶やかなセラミックベゼルと姫路黒桟革のバンドの中で、ひときわ際立つ清廉な純白ダイヤル。それは、高精度と審美性を追求しつづける機械式ムーブメントCaliber 0200 の強き意志の証。

自社製機械式ムーブメントCal.0200を搭載する『ザ・シチズン』メカニカルモデルから、純白のダイヤルが美しい限定モデルを発売します。

Cal.0200は、時間精度の長期持続性に優れるフリースプラング方式を用い、クロノメーター規格を超える時間精度である平均日差-3~+5秒を実現する高精度と、審美性を兼ね備えたムーブメントです。

本限定モデルは、⾼い硬度と美しい黒色を持つジルコニアセラミックベゼルをセットしたケースに、電鋳手法で仕上げた白ダイヤルを合わせました。清廉とした純白のダイヤルとヘアラインで仕上げた漆黒のベゼル、深みのある艶が特長の姫路黒桟革(ひめじくろざんがわ)のバンドの組合せが、柔らかさと硬質さのコントラストを生み出し、美しさを際立たせています。姫路黒桟革は、牛革を使用し、なめし技術と漆塗り技術を融合させ、まるで小さなダイヤの粒を無数に散りばめたように美しい外観から「革の黒ダイヤ」とも称されます。高精度と審美性を追求した機械式ムーブメントを体現する、身に着ける人の芯の強さをも感じさせる佇まいです。

シースルーバックからのぞくK22製の回転錘やダイヤルには『ザ・シチズン』のシンボルである「イーグルマーク」を配しています。「イーグルマーク」は、「常に先を見据え、理想を追求する」「身に着ける方に永く寄り添う」という『ザ・シチズン』の2つの意思を表す証です。

■美しさを際立たせる白と黒のコントラスト
⾼い硬度と美しい黒色を持つジルコニアセラミックベゼルをセットしたケースに、電鋳手法で仕上げた白ダイヤルを合わせました。清廉とした純白のダイヤルとヘアラインで仕上げた漆黒のベゼルと革バンドの組合せが、柔らかさと硬質さのコントラストを生み出し、美しさを際立たせています。

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■革の黒ダイヤと称される「姫路黒桟革」のバンド
姫路黒桟革を使用したバンドは、まるで小さなダイヤの粒を無数に散りばめたように美しい質感です。手作業でシボに漆を施し、乾燥と塗りを繰り返すことで作り出す、深みのある黒い艶と量感が魅力です。

■特別仕様のCal.0200
クロノメーターを超える時間精度である平均日差-3~+5秒の高精度と審美性を兼ね備えたムーブメントCal.0200を搭載しています。シースルーバック仕様の裏ぶたからは限定モデルだけのK22製の回転錘を備えたムーブメントを鑑賞いただけます。

ブランド / 商品名ザ・シチズン/ メカニカルモデル Caliber 0200 限定モデル
商品番号NC0207-07A(特定店限定モデル)
発売日2023年8月25日
希望小売価格1,045,000円(税抜価格950,000円)
限定数量世界限定200本
ケース / バンドステンレス(ベゼル:ジルコニアセラミック) / 牛革+漆(姫路黒桟革)
ガラスサファイアガラス(クラリティ・コーティング※1)
ケース径 / 厚み40.0mm / 10.9mm(設計値)
主な機能Cal.0200/自動巻き+手巻き/精度:平均日差-3~+5秒※/持続時間約60時間(最大巻上時)/振動数:28,800回/時 /石数:26石
■5気圧防水■シースルーバック■CAL.02規格検定合格証付
メーカー保証1年間メーカー保証(「シチズン オーナーズクラブ」登録により最長5年間)
まとめ


いかがでしょうか?

「【2025年新作】ザ・シチズン キャリバー0200搭載機 NC0207-07A “純白” 限定200本 ¥1,045,000-」でした。

限定モデルだけに少々お高い設定ですが、このキャリバー0200搭載機はいずれレギュラーモデルでも100万円台に持っていきたいのでしょう。

質感も良いですし、グランドセイコーの50~100万円の腕時計にも匹敵するのではないでしょうか。

後は国内もそうですが、海外のファンも増やさねばなりません。

アウトレットに行くとセイコーよりもシチズンの方が海外のお客さんで混雑していますが、目的はソーラー電波時計です。

まだ、機械式の良さは伝わってないでしょう。

これからですね!

今後の展開が楽しみ。

それではまた!

ザ・シチズン NC1000-51E / NC1001-58A キャリバー0210搭載機の新作情報です。

ザ・シチズン NC1000-51E / NC1001-58A キャリバー0210搭載機の新作情報です。

ラ・ジュー・ペレの技術やノウハウを活かし協業で開発した高い審美性を実現したムーブメント キャリバー0200の、単純にカレンダー付けただけ?・・・では、ないのかな。

ブライトリングスーパーコピー代引き激安 優良サイトデイト表示付き自動巻きムーブメント キャリバー0210搭載のザ・シチズンは2つのカラーバリエーション、NC1000-51E 黒文字盤 と NC1001-58A 白文字盤が、2023年冬に販売予定となりました。


ケース径 40mm、パワーリザーブ60時間、10気圧防水、レギュラーモデルで国内定価は880,000円となっています。

日付の無いキャリバー0200搭載機も充分に格好良く満足いくスペックですが、やはり日付があった方が便利と言う声が多かったのかな?

はたまた、今後機能を追加していく予定で、その第一歩的な発表なのか?

GMT機能、デイデイト機能、クロノグラフなど、キャリバー0200の進化には無限の可能性がありますね。

こちらはキャリバー0200搭載モデルたち。

白文字盤のレギュラーモデルはノーデイトモデルにはありませんので、カラーでNC1001-58A 白文字盤を選ぶのもアリです。

デイト表示の有無で価格差がけっこうありますので、ご検討ください。

私的にはノーデイトモデルが好きですので、迷いなくキャリバー0200搭載のNC0200-90E 605,000円を選びます。

NC1000-51E / NC1001-58A


『ザ・シチズン』メカニカルモデルは、精度を高めると同時に、豊かな審美性と質感を有し、腕にまとうことにより生まれる充足感や身に着ける人の人生に寄り添うことのできる腕時計を目指しています。

2023年冬、新たに、デイト表示付自社製新型機械式ムーブメントCal.0210を搭載した、『ザ・シチズン』メカニカルモデル Caliber 0210を発売します。


新型ムーブメントCal.0210は、既存ムーブメントCal. 0200同様、時間精度の長期持続性に優れるフリースプラング方式を用い、平均日差-3~+5秒を実現しています。細部にまで美しい仕上げが施され、美しくレイアウトされた輪列部品、部品精度や仕上げにこだわることで高精度と審美性を両立させる設計思想はそのままに、デイト表示を新たに加えました。本モデルはデイト表示と合わせて、10気圧防水を有しており、日常生活での更なる実用性を重視しています。

また、ラグのない大胆な面構成のステンレスケースとそこから繋がるブレスレットは、粗目のヘアラインとミラーで磨き分け、シャープに仕上げました。特に装着時にブレスレットから放つ輝きは存在感があります。白、黒それぞれのダイヤルには電鋳手法で施した模様がもたらす陰影が豊かな表情を描きます。

ダイヤルには『ザ・シチズン』のシンボルである「イーグルマーク」を配しています。1000m先の獲物をも見つけられる卓越した視力を持つ鷲は、未来を見据えて行動する「先見性」の象徴であると同時に、古来、人とパートナーシップを築く生き物です。イーグルマークは、「常に先を見据え、理想を追求する」「身に着ける方に永く寄り添う」という『ザ・シチズン』の2つの意思を表す証です。

時計背面画像。詳細は左記、または下記

■更なる実用性を求めて

・デイト表示付新型機械式ムーブメントCal.0210搭載
クロノメーターを超える時間精度である平均日差-3~+5秒の高精度と審美性を兼ね備えたデイト表示付新型機械式ムーブメントCal.0210を搭載しています。シースルーバック仕様の裏ぶたからは美しい仕上げを施したムーブメントを鑑賞いただけます。
・10気圧防水


■インダストリアルプロダクトらしいデザイン

・力強さとシャープさを合わせもつ、先進性を表現した腕時計デザイン
ラグのない大胆な面構成のケースとそこから繋がるブレスレットは、ステンレス無垢素材を活かした粗目のヘアラインとミラーでシャープに仕上げました。特に装着時にブレスレットが放つ輝きは存在感があります。
・細部にまで美しい仕上げを施し、レイアウトされたムーブメントデザイン
ひとつひとつの部品を美しく仕上げ、それらが美しく見えるように配置した輪列。 直線を基調としたムーブメントデザインや細部にまで施されたダイヤカットが生み出す立体感が、機能的な美しさを高めています。


■美しい質感をもつダイヤル

ダイヤルは電鋳手法により模様をあしらいました。その凹凸がもたらす陰影が豊かな表情を描きます。シャープな質感のケース・ブレスレットと質感の異なるダイヤルの組合せが、腕時計としての美しさを際立たせています。

ムーブメント画像。詳細は左記、または下記

■厳しい検査工程
ブレスレット取り付け前の完成時計状態で全数17日間に及ぶ厳しい自社検査を行います。6方向の姿勢、3段階の温度で設定した様々な条件下での検査に合格した証として、時計本体には自社規格検定合格証が付属します。

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ブランド/商品名ザ・シチズン/ メカニカルモデル Caliber 0210
商品番号NC1000-51E
(特定店限定モデル)NC1001-58A
(特定店限定モデル)
発売日2023年冬
希望小売価格880,000円(税抜価格800,000円)
ケース/バンドステンレス
ガラスサファイアガラス(クラリティ・コーティング※1)
ケース径/厚み40.0mm / 11.2mm(設計値)
主な機能Cal.0210/自動巻き+手巻き/精度:平均日差-3~+5秒※/持続時間約60時間(最大巻上時) /振動数:28,800回/時 /石数:26石
■10気圧防水■シースルーバック(サファイアガラス)■CAL.02規格検定合格証付
メーカー保証1年間メーカー保証(「シチズン オーナーズクラブ」登録により最長5年間)
NC1001-58A


NC1001-58A
¥880,000
(税抜価格¥800,000)
特定店限定モデル

新たな意志が動き出す。Caliber 0210
時代を超えて、 永く寄り添いつづける存在であるために。 腕時計の本質を追い求める シチズンが辿り着いた機械式時計。精度と美しさの、さらなる高みへ。 長く磨き抜いてきた技術を結集して。
さらなる実用性を追求し、Caliber0200で築き上げたデザイン、快適な装着感はそのままに、デイト表示と10気圧防水機能を加えました。

反射を抑えて、文字板を見やすく
光の約99%を透過させることで反射を抑え、文字板を見やすくするガラスのコーティング技術『クラリティ・コーティング』。公園やビーチなど陽の当たる場所でも、まるでガラスが存在していないかのように、時刻をはっきりと読み取ることができます。

NC1000-51E


NC1000-51E
¥880,000
(税抜価格¥800,000)
特定店限定モデル

新たな意志が動き出す。Caliber 0210
時代を超えて、 永く寄り添いつづける存在であるために。 腕時計の本質を追い求める シチズンが辿り着いた機械式時計。精度と美しさの、さらなる高みへ。 長く磨き抜いてきた技術を結集して。
さらなる実用性を追求し、Caliber0200で築き上げたデザイン、快適な装着感はそのままに、デイト表示と10気圧防水機能を加えました。

まとめ


いかがでしょうか?

「【2025年新作】ザ・シチズン NC1000-51E / NC1001-58A キャリバー0210搭載機 40mm ¥880,000-」でした。

2021年の登場からようやく選択肢が増えてきて、これからの展開が非常に気になるザ・シチズンの機械式モデルたち。

しかし、中身のことはよくわかりませんが、日付の有無で275,000円も違うわけないですよね?

新キャリバーには何か優位性があるんでしょう。

オメガ 522.92.39.21.99.001 パリ2024 ブロンズゴールド エディション 39mmが新登場。

オリンピックの公式タイムキーパーであるオメガからパリ五輪を記念して特別なモデルが登場。

人気のオメガスーパーコピー 代引き専門店522.92.39.21.99.001 パリ2024 ブロンズゴールド エディション 39mm だそうです。

ブロンズか~3位ですよ銅メダル。いや、違うなゴールドなので金メダルか。

ブロンズゴールドはゴールドと言いますけど9金(18金の半分、全体の37.5%が金)ですからね・・・金相場が高過ぎて含有量を下げないと高額過ぎて買えません。

因みに国内定価は1,848,000円。

同じムーブメントを搭載しているデ・ヴィル40mmは18金なので、3,080,000円もしますからやはり手が出にくいですよね。

アンダー200万円ならコレクションで買う方もいるかも知れません。

オメガも売りたいから敢えてブロンズゴールドにしたのでしょう。この記念のレリーフはやはり素敵。

ブロンズゴールドは錆びにくい加工がしてあるのでブロンズだけどエイジングせず長くきれいに保てます。

ちなみに「“この手巻きキャリバーは、ヴィンテージの30T2ムーブメントにトリビュートを捧げたものです”」で、いつものヤツですね。

過去にもこのデザインはリリースされております。

OT 859は冬季の北京大会時に。

CK 859がベースモデル(1930年代の復刻モデル)。

今回はブロンズゴールドなのでBG 859だそうですよ。

522.92.39.21.99.001も30mmキャリバー30T2を搭載したモデル達をオマージュして金メダル銀メダル(文字盤)銅メダルからインスパイアされた五輪デザインで仕上げたんですね。

シルバーカラーの文字盤にはフランス大会に因んでクルドパリ装飾が施されています。

オシャレ。

522.92.39.21.99.001


SPECIALITIES
パリ2024 ブロンズゴールド エディション
39 MM, BRONZE GOLD レザーストラップ
522.92.39.21.99.001
¥1,848,000

オリンピック&パラリンピックを象徴する3色のメダルを讃えたヴィンテージスタイルのタイムピースは、パリ2024を記念し、ゴールド、シルバー、ブロンズを組み合わせています。その類まれなデザインは、スモールセコンド機能付きの30T手巻きキャリバーを搭載した、1939年のクラシックなオメガの時計を着想源としています。

39mmのブラッシュ仕上げのケースにはオメガ独自の素材であるブロンズゴールドを採用。ポリッシュ仕上げのベゼルのほか、ヴィンテージのオメガロゴがエンボス加工であしらわれたリュウズが備えられています。ドーム型サファイアクリスタルが覆うのは、Ag925シルバー製の文字盤。中心にClous de Paris(クル・ド・パリ/“パリの石畳”)模様があしらわれ、6時位置にスモールセコンドのサブダイアルが配されています。さらに細やかなディテールでは、ミニッツトラックとサブダイアルのミニッツトラックにサーキュラーブラッシュ仕上げの模様が施され、ヴィンテージのオメガロゴがダークグレーに彩られています。18Kセドナ™ ゴールド製の針は、特殊なPVDブロンズゴールド コーティングで仕上げられています。

ケースバックには、ブロンズゴールドの素材とケースの形を表す「BG 859」のエングレービングが施されています。これは、歴史的なテクニカルシートに使用された「CK 859」や「OT 859」の表示を踏襲するものです。また、鏡面仕上げのパリ2024のロゴと象徴的なオリンピック・リングがあしらわれたフロスト加工のメダリオンがセットされています。

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このタイムピースは特別仕様のボックスに収められています。ブラウンのカーフスキンレザーストラップが付属し、サンドブラスト仕上げのブロンズゴールド製バックルには、ポリッシュ仕上げを施したヴィンテージのオメガロゴがポジティブレリーフで象られています。オメガ コーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー8926を搭載した、ラグジュアリーな仕上げが印象的なタイムピースです。

リファレンス番号 522.92.39.21.99.001
ラグの間のサイズ 20 mm
ラグを含めた縦方向の長さ 46.2 mm
厚さ 11.7 mm
ケース直径 39 mm
ケース Bronze gold
ダイアルの色 シルバー
クリスタル風防 両面に無反射加工を施したドーム型強化無反射サファイアガラス
防水 3 気圧 (30 メートル / 100 フィート)
おおよその製品総重量 76g
キャリバー オメガ 8926
ムーブメント 手巻き
パワーリザーブ 72時間
ストラップ
ストラップカラー ブラウン
ストラップのタイプ レザーストラップ
ストラップ表面 ノングレインカーフレザー
ストラップ裏面 ノングレインカーフレザー
バックルタイプ ピンバックル
バックル素材 Bronze Gold
ムーブメント キャリバー オメガ 8926
コーアクシャル エスケープメント搭載の手巻きムーブメント。METAS認定のマスター クロノメーター。15,000ガウスの耐磁性能。6時位置にスモールセコンド表示。フリースプラングテンプにシリコン製ヒゲゼンマイ、直列に配置されたツインバレル。アラベスク模様のコート・ド・ジュネーブ装飾とロジウムプレート仕上げ。

パリ2024 ブロンズゴールド エディション
オリンピックとパラリンピックの勝者を讃える、アイコニックな金、銀、銅のメダル。パリ2024のオフィシャルタイムキーパーを務めるオメガは、これらのメダルを表現した特別な時計を発表します。時計がまとうヴィンテージな装いは、オメガがタイムキーピングを担い始めたばかりの1939年まで遡る、オメガのクラシックな腕時計にインスピレーションを得ています。

勝者を讃える3つの素材
スポーツの偉業を讃えたこのスペシャルエディションは、オメガ独自のブロンズゴールドを使った直径39mmのケース、Ag 925シルバー製の明るく輝くダイアル、PVDによるブロンズゴールドコーティングを施した18Kセドナ™ゴールド製の針を備えます。

まとめ


いかがでしょうか?

「【2025年新作】オメガ 522.92.39.21.99.001 パリ2024 ブロンズゴールド エディション 39mm ¥1,848,000-」でした。

ドレッシーなモデルを探されていた方には面白い選択になるんじゃないでしょうか?

数多くは製造しないと思いますので、気になった方は是非。

それではまた!

チューダー M79210CNU-0007 ブラックベイ セラミック ブルーが新登場。

今年の2月にビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チームのドライバー角田さんとリカルドさんが着用されるかたちでお披露目になったブルーカラーのブラックベイ セラミックが遂に販売となりました。

人気のチューダースーパーコピー 代引き専門店M79210CNU-0007 ブラックベイ セラミック ブルー 41mm。

機能と価格はノーマルのM79210CNU-0001 ブラックと変わりません。41mmのブラックセラミックケースに、マスタークロノメータームーブメント マニュファクチュール キャリバー MT5602-1U(COSC)を搭載。

耐磁性能、200m防水、70時間のロングパワーリザーブ、フルセラミック、それで718,300円ですからね、かなりのお買い得モデル。軽くて硬くて最高な1本。

Visa Cash App RBカラーのブルー がかなりインパクトありますので、青文字盤好きには溜まらないんじゃないでしょうか?

NATOストラップも付属していますよ。

M79210CNU-0007

BLACK BAY CERAMIC
¥718,300

マニュファクチュール キャリバー MT5602-1U(COSC)
41 mm セラミック製ケース
ブルーダイアル
付属ストラップ

Reference: M79210CNU-0007
ケース
41 mm マットブラックのセラミック製ケース、マイクロブラスト仕上げ、モノブロック構造ミドルケース
ブラックPVDコーティングのスチール製オープンケースバック(サファイアクリスタル付き)
ラグ:ラグの幅22 mm
ケースの厚さ:14.4 mm
ムーブメント
マニュファクチュール キャリバー MT5602-1U
両方向回転ローターシステム搭載の機械式自動巻ムーブメント
パワーリザーブ
70時間のパワーリザーブ
リューズ
ブラックPVDコーティングのスチール製スクリュー式リューズ、チューダーローズのレリーフ、サテン仕上げのスチール製リューズチューブ
防水性能
200 m (660 ft)防水
ベゼル
ブラックPVDコーティングのスチール製逆回転防止ベゼル、60分目盛り付きブラックセラミック製ディスク、サンレイサテン仕上げにエングレービングのマーカーと数字
ダイアル
ブルー、ドーム型
クリスタル
ドーム型サファイアクリスタル
ブレスレット
ブルーのスティッチを施したレザーとラバーライニングによるハイブリッドストラップ/ブラックPVDコーティングの316Lスチール製フォールディングクラスプ
ブラックファブリックストラップ(ブルーのライン入り)/ブラックPVDコーティングの316Lスチール製バックルが付属

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鮮やかです。

いいですね。

まとめ

いかがでしょうか?

「【2024年新作】チューダー M79210CNU-0007 ブラックベイ セラミック ブルー Visa Cash App RB ¥718,300-」でした。

コスパの良いモデルに面白い文字盤が加わりましたね。

レインボーはドライバー専用カラーで一般発売はありませんでしたし、

ブルーもしばらく告知が無かったのでF1チーム専用カラーなのかと思いましたが、ついに販売されることになりましたね。

チューダーは最近チームモデルを一般にも販売しますし、この売り方はヒットしているかも知れません。

また徐々にマスタークロノメータームーブメントもラインナップに多くなってきており、オメガにかなりプレッシャーをかけ続けています。

気になった方は是非。

それではまた!

内に秘めていた野心によって、彼は早くも時計づくりをスタートさせていた。

F.P.ジュルヌとアカデミー独立時計師協会(AHCI)によって運営されているこの選考は次代を担う若手時計師の発掘を目的としているが、この年の受賞者であった関 法史氏は日本人初の栄冠を手にしたことで、一躍ときの人となった。それから3年以上が経過したわけだが、彼はまたたく間に自身の時計づくりをスタートさせ、Quiet Club(クワイエットクラブ)というブランドを立ち上げた。

クワイエットクラブはアメリカに本社を構え、時計製造は関氏が代表を務める日本で行うというスタイルを取っており、CEOであるHK Ueda(上田北斗)氏とチーフデザイナーのJohnny Ting(ジョニー・ティン)氏を含めて3人のメンバーで構成される、業界でも最若手かつ日米の個性を備えたユニークなブランドである。今回は、いち早くその時計のプロトタイプと、クワイエットクラブの面々に話を聞く機会を得たため、パネライスーパーコピー 代引き専門店その内幕をお伝えしたいと思う。

関 法史氏

持ち主の生活や精神に深く影響を与えるような時計
Yu sekiguchi
クワイエットクラブを立ち上げたきっかけは何ですか?

norifumi seki
このプロジェクトに興味を持った最初の理由は、創業メンバーである上田さんとデザイナーのジョニーさんが持っていた、「魂を感じるものを作りたい」という哲学に強く共感したからです。ちょうど、コロナ禍のあいだに対話を始めたのですが、色々な規制が緩くなってきたタイミングで初めて対面でお話して、そのときにしっかりコンセプトの話をして、それがかなり哲学的な印象を受けたんです。僕にとってはそれがシンパシーを感じるきっかけになりましたね。

YU SEKIGUCHI
上田さんも、当時話したことは印象に残っていますか?

HK Ueda
人でもモノでも自分の居場所を見つけてやるべき役割を最大限に果たすために、切磋琢磨している状態が多分最も充実しているし幸せを感じるよねっていう話で共感したのは覚えてますね。時計についてもそうで、何かの役割を果たすための機能を追求していく先に生まれるフォルムがすごく美しいと僕は感じますし、時計に魂があるとしたらそれがあるべき姿なんだろうとなと思います。

YU SEKIGUCHI
処女作となるモデルはアラーム機能を備えながら、とてもシンプルな意匠が特徴的です。

HK Ueda
時計自体のコンセプトは、自分たちの日常の中で時計の果たす役割ってなんだろうというところから考えました。そこで、僕ら自身が自分磨きをする集中時間を作る道具みたいな時計が欲しいなって思ったんです。アラーム機能を備えていて、かつ従来のアラーム時計には無い美しい音で、集中状態に入ったり出たりする手助けをしてくれる機械式時計。ミニッツリピーターが暗闇の中でも時間を知るための道具として生まれたように、いま一度現代の生活の道具として機能を追求する時計作りをしてみてはどうだろうというアプローチで始めました。

YU SEKIGUCHI
この時計が備えるアラーム機構は関さんが独自に生み出したものだと聞きました。それについて少し教えてください。

NORIFUMI SEKI
時打ち機構自体はすでに存在しているもので、確かにハイエンドな機構ではありますが、ただそれをつくろうというだけのプロジェクトだったらあまりおもしろいと感じなかったかもしれません。この時計には、いわゆるアラーム機構に独自のファンクションを加えることで、ゼロから発明したコンプリケーションを搭載しています。従来の時打ち機構は使い方にも注意が必要で、正しく操作しないと壊れてしまう危険性もあります。それをもっと実用的にシンプルにしたいと考えて、機能のオン・オフとセット状態をひとつのプッシュボタンを押すことで切り替えられるように設計しました。オフ状態から1度プッシュするとセット状態になり任意の時間を合わせます。もう1度押すとオン状態になり、セットした時間になるとアラームが鳴ってオフ状態に戻るというシンプルな仕組みになっています。かなり直感的に使える機構にできたと考えています。

既製品を改造してやるような、何か枠のようなものがあるお話じゃなかったんです

上記のように語る関氏は、控えめな態度に反して野心を強く持つ人物だ。まさに“クワイエットクラブ”の名のとおり、静かに、淡々と夢の実現に進んでいる。時打ち機構のユーザビリティを高めるというUIコンセプトは、デザイナーであるジョニー氏が主導したもの。既存のもので存在していないユーザーエクスペリエンスを求め、関氏はまったく難色を示すことなくいかに実現するかに時間を費やしたそうだ。

YU SEKIGUCHI
ジョニー氏からコンセプトを聞いたとき、実現できるかどうか不安はなかったのでしょうか?

NORIFUMI SEKI
それはまったくなかったですね。こうしたらできるなっていう、確信というか根拠があって“できると思います”と答えていました。そこにあるホワイトボードに、設計を思いついては書き足して。それこそ、寝て起きては書き出してを繰り返して洗練させていったんです。書いてみて、最初は複雑だったものをシンプルにして。自分のなかで改良を重ねていきました。

動作をシンプルにさせる分、中身はそれに反して複雑になるんです。機械的に多くの並行作業が必要になるというか。その並行作業をどれだけ減らせるかが設計のキーになっていて、やはり複雑なままだとトルクも食ってしまうわけで、いかに効率に動作させるかということを重要視しています。

YU SEKIGUCHI
現在は最初のプロトタイプも出来上がっているわけですが、製作期間としてはどの程度かかったのでしょうか? また、その過程で大きな課題だったことはありますか?

NORIFUMI SEKI
大体1年くらいかかりました。ただ、最初は本当に試行錯誤で、コンセプトを詰めることにより時間をかけていたので、ここ半年くらいでスピーディに進んだ感じです。大きな課題は、ジョニーさんがデザインしたケースが、台形というかすり鉢状にケースバックに向かってすぼまっていく形をしているため、ムーブメントをどう収めていくかの難易度が高かったです。通常、こうした時打ち機構にはワイヤーゴングを使うことが多いのですが、時計のなかのスペースをいかに効率よく使うかということを考えた結果、ダイヤル自体をゴングにするという結論に至りました。ケースが台形になっている関係で内部にデッドスペースが生まれていて、ダイヤルをゴングとしたらその空間に音が反響して良い音質になるんじゃないか、という自分なりの仮説もあったので、それを試す良い機会にもなりました。

YU SEKIGUCHI
文字盤をゴングとした場合、ハンマーは横動作ではなく立体的に動いて時打ちをするということでしょうか? あまり聞いたことがない設計ですね。

NORIFUMMI SEKI
はい、そうです。バーティカルハンマーというか、普通水平動作のところを3次元的に動かしています。実はこの設計にしようと考えたあとで調べたのですが、ブレゲが作ったものでひとつだけ例がありました。その腕時計はワイヤーゴングを使っていたようですが、ハンマーを縦型にストロークさせるという。生産が安定しなかったみたいですけれど、“あ、先にやられちゃってたんだな”と思いました(笑)。

パーツによっては関氏が自ら削り出すものもある。

CNC旋盤も稼働させ、設計に即したパーツを生み出していく。

ダイヤルの表面には象嵌エナメルが施されている。これも関氏自身が1枚ずつ焼いて、調整を繰り返しているという。ダイヤル素材はシルバーで、それ自体とインデックスをCNCで削り出す。その後、掘り込み部分にエナメルの釉薬を砕いて詰め、窯で900℃の温度で焼成。白いダイヤル色は、シルバーをサンドブラストしたのちに、バーナーで600〜800℃くらいの温度で徐々に加熱する事で実現しているそうだ(アラームの音色と美観の両立のため、まだ研究段階)。

YU SEKIGUCHI
日本のみならず現在多くのマイクロブランドが生まれています。時計が出来上がってきて、ここまでかなりスピーディに進めてこられた印象ですが、こうした市況をどんな風に捉えていますか?

NORIFUMI SEKI
パネライコピー 代金引換優良サイト実際に盛り上がってきているという感触はありまして、新しい作品を作っている人やブランドが結構いるなと実感しています。しかも新しい設計だったり、かなり良い時計だったりがあるなと。正直、焦る部分もありました、急いで時計を完成させないといけないというか。自分のなかには、Akriviaがあれだけ脚光を浴びて、次は僕、というような気持ちも少しあったので、やっと完成の道筋が見えたので少しホッとしているところです。

YU SEKIGUCHI
上田さんはどのように捉えていますか?

HK Ueda
正直、あまり気にはしていないですね。そういうトレンドがあるから時計づくりを始めたというわけではないし、時計のアイデア自体もそういうところから来ているわけではないので。ただ、タイミングはよかったのかなとは思います。現在どのメーカーも作っていない自分が欲しい時計を作り出した人が増えているというわけなので、僕らが考える時計を欲しい人もいるだろうという仮説が、割と本当だったのかなと。ポジティブには捉えています。

ブランド史に残るクラシックな要素をシャープかつ機能的に再現。

昨年12月に発売されたベントスH1に続き、アクアスターは非常にクールなベントス500を機械的に、忠実に再現したモデルを発表した。300本限定として発表された2024年モデルには、ラ・ジュー・ペレ製の新しいセンターミニッツ式モノプッシャークロノグラフムーブメントが搭載され、ヴィンテージベントス500の独創的かつツール的な魅力を効果的に再現している。プロポーションを整えたケースと、人間工学に基づいて改良された新作ベントス500は、アクアスターの中核的な技術や能力を示す重要な要素であり、ブランドの最も象徴的なレガシーウォッチのひとつを真に考え抜いたものである。

2024年のベントス500 “ファウンダーズエディション” クロノグラフのサイズは、直径42mm、厚さ15.8mm、口コミ第1位のスーパーコピー 代引き専門店ラグからラグまで47mm。ラグ幅は22mm、200mの防水性、ARコーティングを施したフラットサファイア風防、夜光セラミックベゼルを備えたこの300本限定のシリアルナンバー入りモデルは、ソリッドスティールの裏蓋でまとめている。

奇妙なことにベントス500は、ダイバーズウォッチとしてはムーブメントが重要な部分を占めている。2020年にリック・マレイ(Rick Marei)氏によって再始動されたアクアスターは、これまで機能に適したムーブメントに制限があったためにベントス500を再現することができなかった。この限定モデルのために、マレイ氏はスイスのムーブメントメーカーであるラ・ジュー・ペレというパートナーを見つけた。ラ・ジュー・ペレはスイスのムーブメント製造会社で、ETAやミヨタがいわゆる“エボーシュ”オプションとして提供する以上のものを必要とするブランドに向けた、特別なムーブメントを製造することで知られている。

その結果生まれたのがCal.1MPSだ。これは2万8800振動/時で時を刻む自動巻きムーブメントであり、中央に60分積算計、モノプッシャーコントロール(ここではケースの2時位置に配置)を備えている。オリジナルを好む人にとっては、リューズがふたつ、クロノグラフプッシャーを4時位置に配したほうがいいのだろうが、より自然な姿勢でクロノグラフを操作できるよう、コントロールを入れ替えた(左利きの場合、4時位置よりも2時位置で操作するほうが自然な感じがする)。なおアクアスターは、水中でもクロノグラフを操作できると保証している。

そのほか、注目すべきオリジナルからの変更点は、セミグロスのブラックダイヤルの採用と(最近発表されたベントスH1はフルマットだった)、300mから200mへの防水性の変更である。これはどのダイバーにとっても問題ではないだろうが、一部の純粋主義者の感情を逆なでするかもしれない。ただパッケージングのほかの部分と適切なムーブメントを考えると、水中で使用できない100mの防水性であったとしても許せたと思う。

2024年の新しいアクアスター ベントス500(左)と、2023年のベントス H1(右)のプロトタイプ。

アクアスターではいつものことだが、ベントス500 クロノグラフはブランドのウェブサイトを通じて直接販売され、最も安い価格で入手できるのは予約注文の期間のみだ。ベントス500 クロノグラフの価格は、予約注文で2790ドル(日本円で約42万2000円)、予約注文以降は3790ドル(日本円で約57万3000円)となる。予約受付期間は4月5日までで、配送は今年5月を予定している。

我々の考え
ある程度の背景を知らなければ、このモデルはここ数年で広く浸透してきたブランドの復刻戦略のひとつにすぎないと思うだろう。そして確かに2024年のベントス500はそうなのだが、それ以上のものでもある。ありがたいことに、僕はアクアスターとベントス500の両方をかなり真剣に取り組んでいるふたり組を知っている。リック・マレイ氏(彼はアクアスターの仕掛人だが、ドクサをオンライン時代に引き込み、2017年の50周年記念サブ300シリーズなどのヒット作を手がけた人物としても覚えているかもしれない)と、僕の親友でHODINKEE出身であもるジェイソン・ヒートンだ。

リック氏に話を聞くと、おそらくベントス500ほど彼の心に近いアクアスターモデルはないとわかる。この時計を発表するまでに、彼と僕のあいだでやり取りした数通のメールのなかで、彼はこう語っている。「アクアスターにとって、これはファミリーの聖杯です。個人的にも、これが時計業界における私の仕事のハイライトです。思い返せば、この日を25年間待ち望んでいたような気がします」

aquastar benthos 500
初代ベントス500(1970年)、ベントスI(1978年)、ベントスII(1985年)、ベントスH1(2023年)を含むアクアスター ベントスの系譜。

ジェイソンは「歴史的な観点から言えば、発表された当時のベントス500は最も高性能なダイバーズウォッチのひとつであり、当時としては非常に優れた防水性と、ダイバーが完全なダイブ(クロノグラフで最大1時間)と減圧停止(ベゼルで)などの中間機能を追跡できる手段を備えていた。現代の復刻版においても、独自に開発した新しいクロノグラフムーブメントを搭載して同じ機能を提供し、同階級の先頭を走っている」

ヒートンにはさらに個人的なつながりがある。彼は自身の書籍シリーズの主人公であるジュリアン・“タスカー”・タスク(Julian "Tusker" Tusk)が着用した時計にベントスを選んでいるのだ。ジェイソンはこの選択について次のように説明している。「私の著書『Depth Charge』では、主人公のタスカーに、彼自身の性格を反映させるために、より目的にかなった高価なものではない時計を身につけて欲しかった。彼が身につけているベントスは、元米海軍の潜水士だった亡き父から受け継いだもので、彼が初めてダイビングを学んだ際、タスカーに受け継がれた。それは家宝であり、大切にしまわれるものではなく使われるべきものだが、古いツールウォッチであるベントスのような時計は、そうあるべきだと思っている」。このベントスの選択に敬意を表して、新しいベントス500の各予約注文には、現在進行中の彼のタスカー小説シリーズ2作目、『Sweetwater』が1冊付属する。

僕の手首にアクアスター ベントス500のプロトタイプを着用した。

その時代のダイバーズウォッチとしても、アクアスター全体としても、長い歴史を持つ時計である。ここで強調しておかなければならないもうひとつの注意点は、今僕たちが話題にしているのが、4000ドル以下(日本円で約60万5000円、予約注文だともっと安い)でセンターミニッツを備えたスイス製モノプッシャークロノグラフだということだ。そもそもセンターミニッツクロノグラフ自体、モノプッシャークロノグラフ同様に珍しい。それらを1本の時計にまとめたとなると、ダイバーズウォッチとして、特にこの価格帯ではかなり珍しいと感じる。

この1週間、ベントス500のプロトタイプを使ってみたが、着用感はまさに予想どおりであった。ずっしりとした厚みがあり、さすがそこからインスピレーションを得ただけはある。とはいえ大きすぎず、クロノグラフ機能は非常に便利だ。もちろん60分しか計測できないが、小さなインダイヤルの目盛りのために目を細めて計測する必要はない。ダイブコンピューターの時代よりも前に考案されたダイバーズウォッチとしては、その理由は理解できるし、着用すると本当に楽しいのだ。その大きな理由は、アクアスターがセンターミニッツ式のクロノグラフムーブメントを搭載しているからである。僕はH1の外観が好きだが、ベントス500はさらにいくつかの、そして非常に魅力的な条件を満たしている。

僕は普段、クロノグラフ、特にダイビング用に設計されたものにそれほど熱心ではないが、機能的な観点から見ると、この新しいベントス500はダイバーズウォッチの黄金時代に発売されたオリジナルの特別な魅力を見事に再現した素晴らしい仕事をしており、これはアクアスターとそのファンの両方にとってワクワクするような展開だと思っている。

基本情報
ブランド: アクアスター(Aquastar)
モデル名: ベントス500(Benthos 500)

直径: 42mm
厚さ: 15.8mm
ラグからラグまで: 47mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: ブラック
インデックス: 高密度のスーパールミノバを充填したスクエアインデックス
防水性能: 200m
ストラップ/ブレスレット: イソフレーン(Isofrane)社ラバーストラップ

ムーブメント情報
フランクミュラーコピー 代金引換優良サイトキャリバー: 1MPSモノプッシャー・クロノグラフ(ラ・ジュー・ペレ社製、アクアスター専用)
機能: 時・分・センターセコンド、センターミニッツクロノグラフ(60分積算計)
直径: 30mm
厚さ: 7.9mm
パワーリザーブ: 約60時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時

価格 & 発売時期
価格: 予約注文で2790ドル(日本円で約42万2000円)、予約注文以降は3790ドル(日本円で約57万3000円)
発売時期: 2024年5月~納品
限定: あり、世界限定300本

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