記事一覧

ミドー オーシャンスター 200 ダイバー Ref.M026.407.11.031.00 — “深海への扉”を10万円台で

ミドー オーシャンスター 200 ダイバー Ref.M026.407.11.031.00 — “深海への扉”を10万円台で

「ミドー=ドレスウォッチだけ?」——その誤解を覆すのが、2025年に登場した「オーシャンスター 200 ダイバー」(Ref.M026.407.11.031.00)です。

1918年スイス・ビエンヌで創業し、「建築にインスパイアされた時計」を哲学とするミドーが送り出すこの一本は、40.5mmステンレススティールケースに、手彫り風ブラック・ラコッチェダイヤルと自動巻き Cal.Si 267 を搭載し、“プロ仕様の機能性”と“洗練されたデザイン”を両立しています。

果たして、なぜこのモデルが“コストパフォーマンスの新基準”と称されるのか?公式情報をもとに、徹底解説します。

スーパーコピー時計オーシャンスターとは?——「海への挑戦の証」

「Ocean Star」(オーシャンスター)は、1940年代後半、海洋探検ブームに応えて開発されたミドー初のダイバーズウォッチです。

歴史的背景:
当時、潜水作業や海洋調査には高信頼性の防水時計が不可欠
ミドーは回転ベゼル・高視認性・耐磁性を早期に採用
現代的進化:
200気圧(200m)
サファイアクリスタル+ラコッチェダイヤル
ISO 6425ダイバーズ規格準拠

💡 注目ポイント:
「この Ref.M026.407 は、“見た目はヴィンテージ、性能はモダン”の理想形——レトロ風味ながら、実際のダイビングにも対応可能な本格派」

■ 新作 Ref.M026.407.11.031.00 の特徴

① デザイン:ブラック・ラコッチェの深淵
ダイヤル:ブラック・ラコッチェ(放射状に彫られた波模様、光で陰影が変化)
インデックス・針:スーパールミノヴァ夜光(白)
ベゼル:ブラックアルミニウム製(片方向回転、60分目盛り)
ケース素材:ステンレススティール
ケースサイズ:40.5mm径 × 12.45mm厚(防水200m)

📌 注目点:
「ラコッチェダイヤルはミドーの伝統技法——これは単なる装飾ではなく、“光の反射で深海の揺らめき”を再現する芸術的試み」

② 実用性:日常から海まで
ストラップ:ブラックラバーストラップ(内側:オレンジライン)+ステンレスブレスレット(標準装着)
バックル:ステンレス製(Mido 刻印)
ヘリウムガス排出バルブなし(飽和潜水非対応だが、レクリエーショナルダイビングには十分)

■ 機械的性能:信頼の自動巻き Cal.Si 267

見た目はタフ、中身は堅実。Sellita SW267ベースの自動巻き Cal.Si 267 を搭載。

主なスペック:
振動数:28,800 vph(4Hz)
動力貯蔵:38時間
精度:日差-5/+7秒(一般基準)
技術的特徴:
裏蓋:サファイアクリスタル(日内瓦仕上げ可視化)
装飾:円筒形ヒゲゼンマイ+青焼きネジ

💡 魅力:
「13万円台で“200m防水+ラコッチェダイヤル+サファイア裏蓋+スイス自動巻き”は、同価格帯で他に類を見ない完成度」

■ 誰におすすめか?——3つのユーザー像

この M026.407.11.031.00 は、以下の3タイプに特に強くおすすめできます。

「初めてのダイバーズウォッチとして、“本格派機能+被らないデザイン”を探している」20代~30代
「チューダー ブラックベイやオリス Aquisは予算オーバーだが、同等の質感が欲しい」と考える実用派
「ラコッチェダイヤル好きで、日常でも使えるスポーティー時計が欲しい」と願うファッション意識の高いユーザー

■ 価格と入手方法(2025年3月現在)

国内公価:132,000円(税込)
実勢価格:12~13万円前後(百貨店ポイント還元含む)
入手先:
ミドー正規ディーラー(伊勢丹、高島屋、そごう)
専門時計店(Time Station、KOMEHYO)
公式オンラインストア(Mido公式サイト)

⚠️ 注意:
「ブラック・ラコッチェ仕様は人気が高く、在庫状況は店舗により変動します。試着希望の場合は事前確認が推奨されます」

■ まとめ:深海の静けさが、あなたの時間を守る

ミドー オーシャンスター 200 ダイバー Ref.M026.407.11.031.00 は、
“1940年代の海洋精神”が、2025年に届ける堅実なる答えです。

ロンジン マスターコレクション ムーンフェイズ Ref.L2.919.4.78.3 — “月の詩”が手首に降りる

ロンジン マスターコレクション ムーンフェイズ Ref.L2.919.4.78.3 — “月の詩”が手首に降りる

「ロンジン=入門ブランド?」——その誤解を覆すのが、2025年に登場した「マスターコレクション ムーンフェイズ」(Ref.L2.919.4.78.3)です。

1832年スイス・サンティミエで創業し、“エレガンスは態度である”をモットーとするロンジンが送り出すこの一本は、40mmステンレススティールケースに、繊細なシルバーグレインダイヤルとムーンフェイズ表示、そして信頼の自動巻き Cal.L899 を搭載し、“100万円未満で手に入る本格派複雑時計”として完成しています。

果たして、なぜこのモデルが“大人の第一本”として推奨されるのか?公式情報をもとに、徹底解説します。

スーパーコピー時計マスターコレクションとは?——「クラシックの教科書」

「Master Collection」(マスターコレクション)は、2005年に誕生したロンジンのフラッグシップ・ドレスラインです。

デザイン哲学:
控えめな存在感
ローマ数字+ブルー剣型針
ギヨシェ彫りや月齢表示などの伝統的複雑機構
ブランドポジション:
スウォッチグループの中核高級ブランド
ロレックスやIWCの下位互換ではなく、「独自のエレガンス」を追求

💡 注目ポイント:
「この Ref.L2.919.4.78.3 は、ムーンフェイズ表示を備えながらも価格を抑えた稀有なバランス——同機能を他ブランドで求めると150万円以上が相場」

■ 新作 Ref.L2.919.4.78.3 の特徴

① デザイン:シルバー×ブルーの静謐
ダイヤル:シルバーグレイン(微細な縦ストライプ仕上げ)
ムーンフェイズ表示:6時位置(青空に浮かぶ銀色の月)
インデックス・針:ブルー剣型針+ブラックローマ数字
ケース素材:ステンレススティール
ケースサイズ:40mm径 × 10.7mm厚(防水3気圧)

📌 注目点:
「ムーンフェイズディスクは手作業で彩色——月のクレーターまで再現された、職人技の結晶」

② 実用性:日常使いの洗練
ストラップ:ブラックアリゲーターストラップ(手縫い、内側:サテン)
バックル:ステンレス製(Longines 刻印)
着け心地:軽量(約70g)、スーツ袖口に自然に収まる

■ 機械的性能:信頼の自動巻き Cal.L899

見た目はクラシカル、中身は堅実。ETA A31.L01ベースの改良型自動巻き Cal.L899 を搭載。

主なスペック:
振動数:25,200 vph(3.5Hz)
動力貯蔵:72時間(3日間!)
精度:日差-10/+15秒(一般基準)
技術的特徴:
裏蓋:サファイアクリスタル(日内瓦仕上げ可視化)
装飾:円筒形ヒゲゼンマイ+青焼きネジ

💡 魅力:
「50万円台で“ムーンフェイズ+72時間巻き+サファイア裏蓋+40mm”は、同価格帯で他に類を見ないコストパフォーマンス」

■ 誰におすすめか?——3つのユーザー像

この L2.919.4.78.3 は、以下の3タイプに特に強くおすすめできます。

「初めての高級時計として、“複雑機構入り”を探している」20代~30代
「オメガ シーマスター アクアテラやチューダー クラシックは予算オーバーだが、同等の質感が欲しい」と考える実用派
「ムーンフェイズ好きで、日常でも使える一本が欲しい」と願う成熟層

■ 価格と入手方法(2025年3月現在)

国内公価:539,000円(税込)
実勢価格:50~53万円前後(百貨店ポイント還元含む)
入手先:
ロンジン正規ディーラー(伊勢丹、高島屋、そごう)
専門時計店(Time Station、KOMEHYO)
公式オンラインストア(Longines公式サイト)

⚠️ 注意:
「マスターコレクションは人気が安定しており、在庫状況は良好ですが、ムーンフェイズ仕様は特に人気のため試着希望の場合は事前確認が推奨されます」

■ まとめ:月は、あなたの時間を照らす

ロンジン マスターコレクション ムーンフェイズ Ref.L2.919.4.78.3 は、
“1832年の職人魂”が、2025年に届ける静かな詩です。

ブレゲ マリーン エクアシオン Ref.5527BB/12/986 — “海の貴族”が描く、時間の地図

ブレゲ マリーン エクアシオン Ref.5527BB/12/986 — “海の貴族”が描く、時間の地図

「ブレゲ=クラシックだけ?」——その固定観念を覆すのが、2025年に登場した「マリーン エクアシオン」(Ref.5527BB/12/986)です。

1775年パリで創業し、マリー・アントワネットやナポレオンを顧客に持った“時計界の貴族”ブレゲが送り出すこの一本は、40mmの18Kホワイトゴールドケースに、手作業で仕上げられたアイボリーエナメルダイヤルと完全自社自動巻き GMT Cal.5527 を搭載し、“航海の実用性”と“ブレゲ美学”を完璧に融合させています。

果たして、なぜこのモデルが“上級コレクターの隠れた最終選択肢”と称されるのか?公式情報をもとに、ブレゲコピー徹底解説します。

■ マリーン・コレクションとは?——「海軍が認めた、貴族の精密」

「Marine」(マリーン)は、1815年にアブラアン・ルイ・ブレゲがフランス海軍の公式時計師に任命された歴史に根ざすコレクションです。

歴史的背景:
当時、航海には超高精度の時計(マリン・クロノメーター)が不可欠
ブレゲは温度変化・湿度・衝撃に耐える信頼性で海軍から絶大な信頼を得る
現代的進化:
2000年代以降、GMT・デイト・クロノグラフなど実用機能を統合
しかし、ギヨシェ彫り・ブルー針・コインエッジベゼルなどのDNAは維持

💡 注目ポイント:
「この Ref.5527BB は、GMT機能を備えながらもクラシック・ラインの純粋性を損なわない稀有なバランス——“装飾ではなく本質で勝負する真のラグジュアリー”」

■ 新作 Ref.5527BB/12/986 の特徴

① デザイン:アイボリー・エナメルの静謐
ダイヤル:アイボリーエナメル(手塗り、微細な質感)
GMT表示:
24時間針(青色、第2タイムゾーン表示)
回転ベゼル(24時間目盛り、片方向回転)
インデックス:ブルー・ブレゲ針+ローマ数字(手描き)
ケース素材:18Kホワイトゴールド
ケースサイズ:40mm径 × 10.3mm厚(防水100m)

📌 注目点:
「40mmはマリーン・コレクションの黄金比率——スーツにもカジュアルにも馴染み、過剰な主張をしない」

② 実用性:現代ビジネスパーソンのためのGMT
ストラップ:ブラックアリゲーターストラップ(手縫い、内側:サテン)
バックル:18Kホワイトゴールド製(Breguet 刻印)
重量:約85g(軽量で長時間着用可能)

■ 機械的性能:完全自社自動巻き Cal.5527

見た目は古典的、中身は現代的。完全自社開発の自動巻き GMT ムーブメント Cal.5527 を搭載。

主なスペック:
振動数:28,800 vph(4Hz)
動力貯蔵:55時間
精度:日差-2/+2秒(自社基準)
技術的特徴:
独立調整GMT針(時針を止めずに第2タイムゾーン設定可能)
裏蓋:サファイアクリスタル(日内瓦仕上げ+青焼きネジ可視化)
装飾:手彫り日内瓦+ゴールドシャトー+円筒形ヒゲゼンマイ

💡 魅力:
「900万円台で“完全自社GMT+エナメルダイヤル+18Kホワイトゴールド+100m防水”は、他ブランドにない価値」

■ 誰におすすめか?——3つのユーザー像

この Ref.5527BB/12/986 は、以下の3タイプに特に強くおすすめできます。

「パテック・カラトラバ GMTやヴァシュロン・オーバーシーズは被るが、より歴史的深みのある一本が欲しい」と考える上級コレクター
「頻繁に海外出張があり、GMT機能は必須だが、デザインの調和を最優先したい」と願う成熟層
「時計史に名を残すブランドを、“装飾ではなく本質”で所有したい」ホロロジー愛好家

■ 価格と入手方法(2025年3月現在)

国内公価:9,350,000円(税込)
入手条件:
正規ディーラーでの長期取引実績が推奨
在庫状況は限定的(一部店舗ではウェイティングリスト制)
入手先:
ブレゲ ブティック(銀座)
専門正規ディーラー(GINZA TANAKA、Watches of Switzerland)
公式オンラインストア(Breguet公式サイト)

⚠️ 注意:
「エナメルダイヤル仕様は生産数が極めて少なく、試着希望の場合は事前予約が必須です」

■ まとめ:時間が、海を越える

ブレゲ マリーン エクアシオン Ref.5527BB/12/986 は、
“1815年の海軍指令”が、2025年に届ける静かな詩です。

【2026年注目】ロンジン エレガンス コレクション 月相モデル新作 —— ブルーサファイアベゼル+自動巻きムーブメントで“大人の女性”のための婚約時計に

「結婚式や記念日、あるいは自分へのご褒美に——
特別な瞬間を彩る一本が欲しい」
そんな願いに応えてくれるのが、2025年秋、ロンジン(Longines)。
従来のクォーツモデルから一歩進み、初の自動巻きムーブメント搭載、
さらに48石のブルーサファイアをあしらった限定仕様まで登場。
その完成度は、「婚約時計」や「記念日ギフト」として、十分すぎるほど。
今回は、このスーパーコピー時計新作の魅力を、デザイン・素材・ムーブメント・使い勝手の観点から徹底解説する。
■ ロンジンと“月”の物語 —— 《千夜一夜物語》に捧ぐ
ロンジンの月相モデルは、中東の古典文学『千夜一夜物語』(アラビアンナイト)にインスパイアされている。
物語のヒロイン・シェヘラザードが、1001夜の物語で命を救う——
その知性・勇気・優雅さを、時計という形で表現したのが、このコレクションだ。
丸みを帯びたケース、シンプルなダイヤル、そして6時位置の月相表示——
どれも“月”の静けさと神秘を想起させる。
■ 新たな進化①:初の自動巻きムーブメント「L899.5」を搭載
これまでの月相モデルはクォーツが主流だったが、
今回の新作は、ロンジン初の自動巻き月相モデルとして生まれ変わった。
▶ L899.5 ムーブメントの特徴
72時間パワーリザーブ(3日間)
シリコン製ヒゲゼンマイ(耐磁性・精度向上)
25,200bphの安定した振動数
裏蓋スケルトンでムーブメントの美しさを堪能可能
💡 注目ポイント:
自動巻き化により、「電池交換不要」「機械式ならではの温かみ」が実現。
長く愛用したい“一生モノ”としての価値が、格段に高まった。
■ 新たな進化②:48石のブルーサファイアベゼル —— 婚約指輪の延長線上にある時計
最も注目すべきは、ブルーサファイアを48石あしらった限定モデル。
この青は、戴安娜妃が選んだ婚約指輪に使われた色と同じ——
忠誠・知性・高貴を象徴する、まさに“誓いの色”だ。
4種類のトーンとサイズのサファイアをグラデーション状に配置
真珠母貝ダイヤルとの相性が絶妙で、光の加減で表情を変える
サファイアはモース硬度9(ダイヤモンドは10)で、日常使用にも耐える
💬 「婚約指輪の代わりに、時計を贈る」——
そんな新しい習慣を提案する一本だ。
■ デザインディテール:女性の手首に寄り添う34mm
ケース径:34mm(アジア人女性の手首に最適)
厚み:11.6mm(月相機構を内包しながらもスリム)
新デザイン表冠:満月をイメージした丸み+新月モチーフの彫刻
新月形ラグ:ブレスレットとの一体感が増し、装着感が滑らかに
また、6時位置の月相表示と日付表示が同心円で統合されたのも新機軸。
視認性と美しさを両立した、ロンジンらしい洗練された解決法だ。
■ 3つのバリエーションで、あなたのスタイルに合わせて
ブルーサファイアベゼル + 真珠母貝ダイヤル(限定モデル)
 → 華やかな特別な日に
シルバー太陽紋ダイヤル + ローマ数字インデックス
 → クラシックで上品なビジネスシーンに
ホワイト真珠母貝ダイヤル + ダイヤモンドインデックス(12・3・9時二石)
 → 日常からパーティまで幅広く
■ 編集部コメント:これは“時計”ではなく、“記憶の器”
ロンジンの新作月相モデルは、単なるアクセサリーではない。
「時間を測る道具」ではなく、「大切な瞬間を閉じ込める器」だ。
自動巻きの鼓動、月の満ち欠け、宝石の輝き——
すべてが、あなたの大切な日々を静かに見守ってくれる。

グラスヒュッテ・オリジナルの新しいシックスティーズ・スモールセコンドを発表。

先月初め、ついにドイツの時計製造発祥の地であるグラスヒュッテを訪れる機会を得た私は、この小さな街の素晴らしい時計製造という名の魔法を目にすることができた。大変魅力的なその歴史について何年にもわたって読んできたつもりだが、その歴史が今日までどれくらい小さく、そしてどれほど息づいていたかまったく理解していなかった。つい先週、グラスヒュッテ・オリジナルは新しい42mmのローズゴールド製ドレスウォッチ、シックスティーズ・スモールセコンドを発表した。この時計、そしてブランド自体がどれだけ街の歴史を思い起こさせるのか、知らない人は少なくないだろう。

グラスヒュッテへようこそ。この写真のなかで、いくつのブランドを見つけることができる?

まずは歴史を感じさせるスイスのジュウ渓谷から。ジュウ渓谷の小さな街を車で走り抜けると、何百年ものあいだ時計製造と結びついてきた名前を目にすることができる。その感覚を凝縮し、あるひとつの通りに立つと、少なくとも4つの主要なウブロスーパーコピー時計ブランドの本社が見える。それがグラスヒュッテという街だ。

グラスヒュッテ・オリジナルの厳かな製造施設を訪れているあいだ、 “オリジナルであること”を暗示するキャッチフレーズを絶えず耳にした。これは主に、ユーザーが同ブランドの腕時計を身につけたときに感じる独立心と独自性をアピールするものだが、この名前にはもっと文字どおりの意味も込められている。

グレーとホワイトでできた、左下にある大きな建物がグラスヒュッテ・オリジナルで、右手にA.ランゲ&ゾーネ、通りを挟んでノモスがある。

グラスヒュッテ・オリジナルはベルリンの壁が崩壊した、ドイツ再統一後の副産物として、1994年に誕生した比較的新しいブランドだ。グラスヒュッテを拠点とするほとんどのブランドが設立(正確には再設立)された日付に注目すると、その多くはこの時期に当たる。というのも、ドイツ民主共和国時代には、チュチマ、A.ランゲ&ゾーネなどの有名なドイツの時計ブランドが、グラスヒュッテ・ウーレンベトリーベ(Glashütter Uhrenbetriebe、通称GUB)と呼ばれるひとつの傘下に統合されていたからだ。

第2次世界大戦末期、連合軍の爆撃によりグラスヒュッテはほぼ壊滅状態に陥る。街に残存した時計製造設備は、後に戦争の賠償金として請求され、ほとんど残らなかった。そして生き残った時計職人の機関がその設備の再構築を可能にした一方で、GDR(ドイツ民主共和国)は国営の時計製造会社であるGUB社にしかその操業を許可しなかった。

GDR GUB Caseback
裏蓋に“Made in GDR”という刻印が入ったGUBウォッチ。

GUBブランドは長年にわたり機械式時計に注力し続け、鉄のカーテン(第2次世界大戦が終結したあと、当時の東西両陣営の分裂した緊張状態を表した言葉)の陰に隠れていたが、ある意味ではクォーツショックから守られていた。パテックのようなブランドがこの時代に生み出していた品質には及ばないものの、熱狂的なファンを獲得していたのだ。価格も手頃で、数百ドル程度のものもあった。

グラスヒュッテ・オリジナルがこれらのアンダークオリティな時計と距離を置きたい理由は明らかだ。最近のGO(以下グラスヒュッテ・オリジナル)は、GUBに属するブランドよりも素晴らしい仕上げを施した時計を高い価格で提供するなど、驚くほど高クオリティな時計を生産している。しかし、この歴史はブランドと密接に結びついている。GUBより前の時代、“グラスヒュッテ・オリジナル”は同じスタイルの粗悪なコピー品と区別するために使われていた。ただ最終的にGUBが解散すると、GOは旧GUB社の従業員72名と、当時あった機械の大部分を引き継いで設立。現在では、 “オリジナル”が何を意味するのかをより忠実に表現し、GOはグラスヒュッテの時計製造の連綿と続く系譜に最も近い存在となっている。そして、新しいシックスティーズ・スモールセコンドは、そのつながりを証明するものである。

A selection of GUB Watches
1960年代のふたつのモデルを中心としたGUBの時計セレクション。

SeaQ and Spezimatic
新型のSeaQ(左と右)と、真ん中がスペツィマティック(Spezimatic)。

Spezimatic
ヴィンテージ版を見るまでは、分針の大きな矢印が特に好きではなかった。ただ(見た瞬間)すべてが腑に落ちた。

Q Certification
ダイヤルに施されたQ認証。

グラスヒュッテに滞在していたとき、グラスヒュッテ・オリジナルの従業員が所有していたGUB時代の腕時計をいくつか見た。そのなかには、GOが“ヴィンテージ”や“SeaQ”ラインとして現在製造しているものと、GDR時代の苦難の時代とのあいだに明らかに関連性を見出せるものがあった。そのうちのひとつはスペツィマティックで、現在のSeaQラインとよく似ている。実際、ダイヤルにある“Q認証”(SeaQの名前の由来)は、GDRにおける品質を認証しているものであり、時計からトースターといったあらゆるものにこのマークは見られ、そしていまのGOの使用まで続いている。また1970年代につくられた別の時計は、現代のコレクションであるセブンティーズウォッチと非常によく似ている。しかし上のコレクションを構成するふたつのモデルは、新しいシックスティーズ・スモールセコンドが過去への言及としてパワーアップ(そしてよく仕上げている)したものだと示している。

この新作がグラスヒュッテ・オリジナルのまったく新しい試みでないことはわかった。このブランドは以前からシックスティーズの時計を手掛けている。ただ彼らの新しい解釈により、さらにそれが魅力的だと思った場合、その歴史は再考する価値があるということなのだ。

センターセコンドを採用したシックスティーズのほうが、オリジナルのヴィンテージウォッチにより忠実であるかもしれないが、新しいスモールセコンドの時計は、私好みのより洗練されたクラシックスタイルとなっている。先月この時計を実際に見たとき(残念ながら写真を撮ることはできなかったが)、42mmという従来のドレスウォッチより少し大きいサイズにもかかわらず、薄いベゼルとカーブした短いラグにより手首によくフィットした。RG製ケースは、一部のブランドの(ゴールド)ミックスよりもイエローが強かった。私の好みであるイエローゴールドのケースをほとんどやめているブランドもいくつかあるので、これはうれしいことだ。

とはいえ42mmは一般の人にとっては大きく、そして12.4mmとやや厚い。これはドーム型サファイアクリスタルでできた裏蓋が部分的に影響しているようだ。ただ私は、GOにおけるサイズの問題の要因となっているムーブメントを小さくすることに時間を要してほしいと、切に願っている。しかしGOのムーブメント仕上げについては、あまり頻繁に語られていない。今回ブランドはムーブメントの写真を公開しなかったが、自動巻きCal.39-60(Cal.39の新バージョン)の仕上げは素晴らしいものだ、という私の言葉を信頼して欲しいと思う。面取りされたエッジと磨き上げられたポリッシュ仕上げのネジ、スケルトナイズされた“GO”ローター、ゴールドのアクセント、そして新しいムーブメントによる約40時間のパワーリザーブは必見だ。
いつものように細部も異なる。3、9、12のフォントは、現在使用されているフォントのなかで私が最も好きな(そして最も古風な)フォントのひとつだ。リューズも少しアグレッシブで過剰なつくりに見えるかもしれないが、当時のGUBウォッチを見返すと、深いローレット加工や四角く切り落とされたエッジなどがとても似ていることに気づくだろう。アンティークウォッチのなかには、ステーキが切れそうなほど鋭利なリューズもあった。今回のグラスヒュッテ・オリジナルは、ドレスウォッチとして使えるようほんの少しトーンを戻したようだ。

Vintage GUB watch
1960年代製のヴィンテージGUBウォッチ。

新作の価格は225万5000円(税込)と、過小評価されているブランドとしては厳しい価格かもしれない。しかしその理由の一部は、ブランドの歴史を広く理解していないことにある。しばらくのあいだ、このブランドの主力ラインとして定番であり続けると私の直感がいっているので、実際に見てみることをおすすめする。

基本情報
ブランド: グラスヒュッテ・オリジナル(Glashütte Original)
モデル名: シックスティーズ・スモールセコンド(Sixties Small Seconds)
型番: 1-39-60-01-01-04

直径: 42mm
厚さ: 12.4mm
ケース素材: 18Kローズゴールド
文字盤: ガルバニック仕上げ シルバー
インデックス: 削りだし、スケールプリント加工
夜光: インデックス先端にあるドット
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: グリーンのルイジアナ産ヌバック仕上げアリゲーターストラップ

ムーブメント情報
キャリバー: 39-60
機能: 時・分・スモールセコンド
パワーリザーブ: 約40時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
追加情報: グラスヒュッテ4分の3プレートリブ仕上げ、スワンネック緩急微調整装置、ダブルGシンボルのゴールド製スケルトンローター

私はいつもハブリング²の時計に特別な愛着を持っている。

どの時計を取っても、その複雑機構が自然と笑顔を引き出してくれることに感動してきた。また、このブランドには確かな歴史がある。リチャード・ハブリング(Richard Habring)氏はIWCでのキャリアのなか、バルジュー7750とラトラパンテモジュールを用いてスプリットセコンド機構を普及させた人物としてよく知られている。今年は、彼が妻マリア(Maria)氏とともにオーストリアのブランド、ハブリング²を創立して20周年を迎える節目の年だ。この20年間で、ハブリング²は時計コレクターのあいだで愛される存在へと成長してきた。

私が特に気に入っているのは、彼らのデッドビートセコンドモデルであるエルウィンだ。そして、新しい“タキシード”デザインを見たとき、ついに手に入れるときが来たと感じた。デッドビート、つまり“ジャンピングセコンド”機構になじみがない人のために説明すると、これはある意味、皮肉を効かせた技術である。スイープ秒針で機械式の特徴を強調するのではなく、逆に秒針が1秒ごとに正確に1回だけ進むように、さらに手間をかけてムーブメントを設計しているのだ。そう、ほとんどのクォーツムーブメントと同じように。

アメリカを拠点とする時計販売店、ウブロスーパーコピー代引きオロロジー・バイ・ザ・シー(Horology By The Sea)を運営しているブランドン・スキナー氏(Brandon Skinner)と協力し、時計にいくつかの変更を加えて自分らしいデザインに仕上げたあと、時計をリチャード夫妻の手に委ねた。そして数カ月後、ついに時計が手元に届いた。

Habring watch shot on background image of an IWC watch.
この時計を手にして数週間が経ち、ふと考えることがあった。このブランドの時計について深く語っていなかったが、エルウィンが登場してから8年が経った今でも、独立時計メーカーのなかで最も優れた価値を持つモデルのひとつであり続けていると感じる。

 本題に入る前にまず価格について触れておこう。スタンダードなエルウィンの価格は現在およそ6800ドル(日本円で約100万円)だ。この“The Value Proposition”として取り上げる時計の多くは、通常この価格帯にはおよばない。ただ今回の場合このセクションが相対的に適用されるべきだと思うし、実際にこの時計を手に取ったことがある人ならきっと同意してくれるだろう。価格に見合うだけの高い時計製作技術が詰まっているのだ。

 ハブリング²はエルウィンをさまざまなデザインや他ブランドとのコラボレーションで活用してきたが、そのなかでも特に気に入っているのがマッセナLAB 02だ。とはいえ過去のハブリング²のデザインには、納得できないものもあった。タイポグラフィやロゴのチョイスに気になる点があったり、どのデザインも興味深いものの完璧と感じられないものもあったからだ。しかしこのタキシードダイヤルには違う印象を受けた。エルウィンを単なる時計マニア向けのモデルではなく、より時代を超越したエレガンスを持つものとして再発見させてくれたのだ。


THC スクールピースは、オロロジークラブ(The Horology Club)のウェブサイトに掲載されている。内側に湾曲したコンケーブベゼルに注目だ。


こちらは、ハブリング²が製造している標準モデルのエルウィン “タキシード”。

 さて、このダイヤルの歴史について簡単に説明しよう。2022年、ハブリング²は香港のオロロジークラブと協力し、“THC スクールピース”と名付けた10本限定のモデルを発表した。本モデルはブレゲ数字を採用したカラトラバへの美しいオマージュであり、バーティカルサテン仕上げが施されたシルバーの中央部分をオリーブグリーンが取り囲むデザインが特徴だった。THCはスタンダードなエルウィンケースにコンケーブベゼルへと変更し、より洗練されたデザインにした。このコラボレーションのあと、2023年にハブリング²は現在の定番モデルである“タキシード”デザインで発表し、マットグリーンを美しい立体的なスネイル仕上げのダークグレーに置き換えた。さらに同様の仕上げをアウターミニッツトラックにもあしらった。加えてブレゲ数字とリーフ針はすべてポリッシュ仕上げとし、青焼きした秒針がモノクロームダイヤルに彩りを添えている。

Habring Dial Closeup
数字とセコンドトラック周りのスネイル仕上げが光を受けて、ダイヤルに豊かな表情を与えている。

 ケースのサイズは直径38.5mm、厚さ9mmだ。私は手首が約6.5インチ(約16.5cm)と細いためこのケースはまさに理想的と言える。確かに、この時計が意識している過去のドレスウォッチに比べると大ぶりだが、現代の時計製造においてはよくバランスが取れていると思う。また薄型を実現している点も見逃せない。多くの高価格帯ブランドが手巻きの3針時計をこの厚さでつくるのに苦労しているなか、モジュール式の複雑機構を持つこの時計はとても印象的である。防水性能も、この薄さを考慮すれば30mで十分と言えるだろう。

 普通のエルウィン タキシードには、傾斜したポリッシュ仕上げのベゼルが付いているが、私の時計はサテンとポリッシュを組み合わせたステップベゼルへと変更した。これによりヴィンテージ感がさらに強まり、数字とのコントラストが引き立つシャープな印象を与えてくれた。

Habring dial closeup
 時計内部には、自社製の手巻きムーブメントA11Sを搭載。振動数は2万8800振動/時(4Hz)で、約48時間のパワーリザーブを備える。時計史の観点で見ると、リチャード・ハブリング氏はETAが供給するバルジュー7750をベースにモジュール開発していたことで知られている。A11Sの設計は7750に基づいているが、A11Sはきわめて自社製に近いムーブメントだ。これは数年前にスウォッチグループが所有するETAが多くのブランドへのエボーシュ供給を停止した際、必要となった動きである。

 この価格帯で、これほど自社製にこだわっているのは驚くべきことだ。このムーブメントでオーストリアのメーカーが設計していない主な部分は、カール・ハース社製のヒゲゼンマイだけだが、これも自社内で組み立て・調整されている。ハブリング夫妻によると、この新しいムーブメントパーツは“夫妻の指示と設計図に基づき”地元の専門業者によって製造されていると情報をオープンにしている。専門業者の多くはETAがより閉鎖的になったとき契約を失い、仕事を探していたところをハブリング夫妻が依頼したという経緯がある。

Caseback shot of the Habring
ケースバックの姿。

 サファイア製シースルーバックからは、オーストリアの時計製造技術を垣間見ることができる。これより何十倍も高価な時計で見られる華やかな手仕上げはないが、それでもとても丁寧な仕上げであり、シースルーバックにふさわしい仕上がりだ。ムーブメントには面取りやペルラージュのほか、中央プレートには放射状のサテン仕上げが施されている。そしてムーブメントの中心にはジャンピングセコンドのモジュールが配置されている。モジュールは中央プレートにうまく組み込まれており、3本のスポーク(一部の歯車から伸びるアームのこと)を持つブリッジがセンターセコンドギアをしっかりと固定している。とても魅力的で、モジュールデザインのあらゆる面に意図が感じられるつくりだ。

 時計のヴィンテージ感をさらに引き立てるため、もとからあった工業的なテンプ受けを手彫りのものに交換した。この手彫りの仕上げは見事なもので、テンプ受けの広い表面積が職人技を存分に引き立てている。

Hand Engraved Balance
この手彫りのテンプ受けは特注品。

 少し自己満足的な話かもしれないが、私のムーブメントセンタープレートが少し違っているのにお気づきだろうか。この依頼は、私と同僚のリッチがネット上で“コート・ド・ソレイユ”装飾が施されたエルウィンを偶然見つけたことに端を発する。時計を注文する際ブランドン氏に連絡を取ったところ、この装飾品は彼がオーストリアを訪問した際に“引き出しのなかで未使用のまま眠っていた”と説明してもらった。どうやら時刻表示のみのA11Bムーブメント用に3〜4個、A11S用にも同じくらいのパーツ数がつくられたようだ。そしてブランドン氏によれば、これは製造元に残っていた最後のひとつであり、ハブリング夫妻は“今後この装飾はつくれない”と言っている。とても美しい仕上がりで、このムーブメントの仕上げをさらに一段引き上げ、価格以上の価値を感じさせてくれるものだ。希少性を考えるとうれしい反面、実際には少し残念にも思っている。というのもこの装飾は今後も継続して製造し、今後同社の全モデルに採用されても素晴らしいだろうと思うからだ。

habring movement bridge
製造元に残っていた、最後の“コート・ド・ソレイユ”装飾が施されたムーブメントプレート。

 さて、時計の価値について話を戻そう。この時計には、ほかのブランドならもっと高い価格設定をしても不思議ではないさまざまな要素が詰まっていると思う。ハブリング²は年に約200本しか生産していないため、その時点で特別なものを手にしていることが分かる。また、この価格帯でカスタマイズできるのも珍しいことだ。もちろん追加費用はかかるが、常識の範囲内であれば、細かな変更によって価格が大幅に上がることはない。

 何よりも重要なのは、めったにお目にかかれない複雑機構をこの価格帯で手に入れられるという点だ。この分野で唯一の競争相手となり得たのは、現在では生産終了しているジャガー・ルクルトのジオフィジック・トゥルーセコンドだろう。2015年の発売当初、その価格は9050ドル(当時の定価は税別93万2000円)であった。確かに、JLCのほうがブランドとしての認知度が高く、革新的な“ジャイロラボ”というテンプも搭載されていたが、どちらがより高い時計技術的価値を持っているかは議論の余地があるだろう。リチャード・ハブリング氏の時計製造における歴史的な貢献は、エルウィンにこそ光ると私は考える。加えてジオフィジックは自動巻きであったとはいえ少し大きく(39.6mm)て厚みもあり(11.7mm)、エルウィンよりもボリュームがあった。

JLC Geophysic
2015年の発表時にベン・クライマーが撮影した、ジャガー・ルクルト ジオフィジック・トゥルーセコンド。

Geophysic Movement
ジャガー・ルクルト製Cal.770。ゴールドの巻き上げローターとH型のジャイロラボテンプを備えている。

 デッドビートセコンドの時計とその価値を語る際、1秒ごとに秒針が跳ねるという共通点を持つクォーツウォッチに触れないのは不適切だろう。グランドセイコーの9Fクォーツムーブメントを搭載した美しい時計がより安価で手に入るのに、なぜ6800ドル(日本円で約100万円)もするデッドビートセコンドの時計を選ぶのかと思うかもしれない。しかしそれではデッドビートセコンド機構の本質を見落としてしまうだろう。

 エルウィンの価値は、機械式時計製造の楽しさを体現したもので、独立時計メーカーのなかでも特に魅力的なふたりがつくる、他ブランドではなかなか競争できない価格で手に入る本物の時計を所有できる点にある。メジャーブランドが2倍の値上げをすることもある時代に、エルウィンの価格が発売から8年経った今でも数百ドルしか上がっていないという事実は、リチャードとマリア・ハブリングのふたりがどれだけ価値ある時計製造をしているかを物語っている。

時計の風防には目に見える以上(あるいは見えない部分)に多くの魅力が隠されている。

スポーツの世界では“よい審判は目立たないものだ”という言葉があるが、時計の風防にも同じことがいえるかもしれない。しかし私たちが目にしているこの透明なパーツには、目に見える以上の重要な役割がある。

過去100年のうち、ダイヤルを保護するためにいくつかの素材が使われてきた。それらは主にアクリル(プラスチック)、ミネラル(ガラス)、そしてサファイア風防だ。現在、ある程度の価格帯の時計には一般的にサファイアが使用されているが、一部のコレクターのあいだでは昔ながらのアクリルへの評価が依然として根強い。風防にもスポットライトを当てるべきときが来たようだ。ここでは、風防の歴史やその製造方法、そしてなぜ一部のコレクターはアクリルをほかのものよりも好むのか、その理由について詳しく解説する。また、アクリルとサファイアの未来を見据えた風防の革新者たちにも話を聞いてみた。

オメガスーパーコピー代引き スピードマスターは、ヘサライト(プラスチック)風防とサファイア風防というふたつの選択肢を提供している点が特徴だ。今では珍しいが、これはオリジナルのムーンウォッチへのオマージュとなっている。

プラスチックの世界
プレキシガラス、またはポリメチルメタクリレート(PMMA)は、アクリルやその商標名のひとつであるヘサライト、プレキシガラス、または単に“プラスチック”として知られる素材だ。1928年に開発され、その数年後に化学メーカーのローム・アンド・ハース(Rohm and Hass)社によって“プレキシガラス”の商標で初めて商業化された。この素材はドイツ、イギリス、アメリカの企業や科学者たちによってほぼ同時期に発見・商業化されている。ヘサライトはオメガがムーンウォッチに使用したことで最も知られており、時計の風防として最適化された特性を持つプラスチックの一種である。

ヴィンテージのロレックス サブマリーナーとデイデイトは、アクリル風防を採用したモデルである。

この新しい素材は、通常のガラスと比べて優れた特性を持ち、すぐに実用化された。具体的には、柔軟性、軽量性、高い透明度、そして耐衝撃性に優れており、さらに製造が比較的容易(つまり、コストが低い)である点が大きな利点だった。

第2次世界大戦中、アクリルガラスは潜水艦、航空機、兵器、そしてもちろん時計といったさまざまな用途で使用された。ガラス風防が割れるのを防ぐためにケージやカバーが必要だったトレンチウォッチの時代は、すでに過去のものとなっていたのだ。実際、1915年に“割れない風防”が初めて登場した時点で、これらのガラス風防はすでに置き換えられていた。この“割れない風防”は、セルロイドという初期の透明プラスチックでつくられており、成形しやすく、柔軟で安価というプラスチックの利点を持っていた。ただセルロイドには高い可燃性があり、低温で収縮するという欠点もあった。アクリルの登場は、これらの問題を大きく改善したものである。

第2次世界大戦後、アクリル風防は時計業界の標準となった。ヴィンテージのロレックス、パテック、セイコーなど、ほぼすべての時計ブランドがプレキシガラスを使用していたのだ。現在では、これこそ古い時計の魅力の一部だとさえ考えられている。

「アクリル風防は、ヴィンテージウォッチのデザインにおいて欠かせない要素です」と、ヴィンテージロレックス専門の時計師であるグレッグ・ペトロンジ(Greg Petronzi)氏は語る。「個人的には、アクリルにはサファイアにはない魅力があります」。ペトロンジ氏にとって、ヴィンテージサブマリーナーのダイヤルは当時の設計者たちの意図を反映した適切な風防の下でこそ、真にその美しさが引き立つものだという。

彼はアクリルに対する情熱からTrueDome(トゥルードーム)という会社を設立し、ヴィンテージロレックスで見られる“スーパードーム”風防を、人気のヴィンテージスポーツモデル向けに精密に再現した。愛好家にとって、これらのヴィンテージツールウォッチのドーム型プラスチック風防は、現代の時計で見られる一般的なフラットサファイア風防とは一線を画している。

この魅力の一部はアクリルが“古い”風防として持つとされる欠点からも生まれているが、これらのヴィンテージウォッチは依然として堅牢で、目的に応じた設計がなされていた。

「ヴィンテージウォッチがアイコンとなったのは、文字どおり実用的であったからであり、現代のより装飾的な時計とは異なります」と、ロリエの共同創設者であるロレンツォ・オルテガ(Lorenzo Ortega)氏は語る。この遺産へのオマージュとして、ロリエは常にヴィンテージにインスパイアされた時計にヘサライト風防を使用している。

「ヘサライトには独特の温かみと透明感があり、見た目の表面的な強さではなく機能的に頑丈で、サファイアと比べても割れにくいです」とオルテガ氏は付け加えた。現代のサファイア風防と比べても割れにくく、より柔らかい優しい印象を与える。

プラスチック風防にはいくつかの欠点がある。モース硬度は約3程度であり、指で触れると、爪(モース硬度2.5)とあまり変わらない強度しか感じられないだろう。アクリルは傷も付きやすいが、柔軟性があり、曲がることはあっても割れることはあまりない。また表面レベルの浅い傷は、ポリウォッチ(時計プラスチック風防用研磨剤)や歯磨き粉を少量使って磨くことで簡単に取り除くことができる。現代の時計メーカーはアクリル風防をサファイア風防にほとんど置き換えているが、オルテガ氏やペトロンジ氏、そして私自身も含め、アクリル風防は現代の使用にも十分耐えられると強く主張している。

「人々は、良質なアクリル風防が実際には本当に堅牢であることに気付いていない」とペトロンジ氏は述べている。「例えば、ヴィンテージのシードゥエラーやサブマリーナーの風防は、エクスプローラー 1016の風防よりもはるかに厚いのです」

プラスチック風防のつくり方

アクリルは柔軟性に富んでいるため、メーカーにとっては加工が簡単でコストも抑えられる。まず大きなプラスチックシートを用意し、それを打ち抜き、形成し、磨き、形を整える。この工程はホリデーシーズンに大きなクッキー生地を使ってクッキーをつくる過程に似ている。それでも本格的なメーカーは、さまざまなポリマーを試して、その特性にどのような影響を与えるかを研究することもある。

ペトロンジ氏は「トゥルードームで、私はヴィンテージロレックスの風防の感触を再現するために、5種類か6種類のポリマーを試しました」と話した。「結果それぞれのバリエーションで光学的な透明度、弾性率、耐衝撃性に違いが生じました」。サファイアを扱うよりは安価で済むものの(これについては後述)、ペトロンジ氏は「アクリルは安くつくるのは簡単ですが、正確につくるには高くつきます」と述べている。新しい風防のリファレンスをひとつ製造するには、7桁の費用と1年の研究開発がかかることもあるという(現在トゥルードームでは、さまざまなヴィンテージロレックスモデルに対応する6つのリファレンスを所持している)。

エンダースキーマ“ダークブラウン”のレザートレイ、ロンドン・チューリッヒ発「モノクル」とコラボ

エンダースキーマ(Hender Scheme)とロンドン・チューリッヒ発のインディペンデント・メディア「モノクル(MONOCLE)」とのコラボレーションによるレザートレイが登場。

エンダースキーマ×モノクルのコラボ第3弾
エンダースキーマ×モノクル レザートレイ M 12,100円
エンダースキーマ×モノクル レザートレイ M 12,100円
世界情勢やビジネス、デザイン、カルチャーなどを独自の視点で紹介する「モノクル」。エンダースキーマとは2019年より、モノクルのキーカラーであるオリーブを用いたレザーグッズを展開してきた。エルメスコピー第3弾となる今回は、ダークブラウンカラーのレザートレイを用意する。

エンダースキーマ×モノクル レザートレイ L 19,800円
エンダースキーマ×モノクル レザートレイ L 19,800円
レザートレイは、レザーを濡らしてから乾燥させることで成型する、「ウェットフォーム技法」によって仕上げたものだ。素材には、コラボレーションのために開発された、深みあるダークブラウンのベジタブルタンニン鞣しによるカウレザーを採用。顔料ではなく、染料によって染めあげることで、革が持つ肌目やシボ、質感を活かした、ナチュラルな風合いが特徴となっている。

エンダースキーマ×モノクル レザートレイ S 8,800円 / M 12,100円 / L 19,800円
エンダースキーマ×モノクル レザートレイ S 8,800円 / M 12,100円 / L 19,800円
サイズは、アクセサリーやビジネスカードなどにぴったりなSサイズから、腕時計や鍵、財布などに適したMサイズ、そしてステーショナリーやドキュメントを収納できる、A4サイズのLサイズまで、3種類を取り揃える。いずれも表面には、エンダースキーマとモノクルのロゴをゴールドで刻印した。

詳細
エンダースキーマ×モノクル
発売日:2025年6月28日(土)
取扱店舗:スキマ 恵比寿・合羽橋・宮下公園・大阪・福岡、モノクルショップ 東京(東京都渋谷区富ヶ谷1-19-2 ルナ・ロッサ 1F)
展開アイテム:エンダースキーマ×モノクル レザートレイ S 8,800円 / M 12,100円 / L 19,800円
カラー:ダークブラウン

【問い合わせ先】
・スキマ 恵比寿
TEL:03-6447-7448
・モノクルショップ 東京
TEL:03-6407-0845

草間彌生“版画”に着目する展覧会が名古屋で

草間彌生の版画作品、近作まで一挙公開
草間彌生“版画”に着目する展覧会が名古屋で - 色彩あふれる“南瓜”など約160点が一堂に|写真1
世界的に活躍する前衛芸術家、草間彌生。ルイヴィトンバッグコピー 代引き「松本市美術館所蔵 草間彌生 版画の世界—反復と増殖—」は、草間の芸術のうち、版画に焦点を合わせた大規模展覧会だ。

草間彌生“版画”に着目する展覧会が名古屋で - 色彩あふれる“南瓜”など約160点が一堂に|写真2
1929年長野・松本に生まれた草間は、1957年に渡米し、ネット・ペインティングやソフト・スカルプチャーなど、欧米で多彩な活動を展開。1973年に帰国し、1979年には初の版画作品を発表している。そこには、アメリカから帰国後に制作した、死や苦悩をテーマとする作品とは対照的に、南瓜やドレスといった日常的なモチーフなどが、色彩豊かに表現されている。

草間彌生“版画”に着目する展覧会が名古屋で - 色彩あふれる“南瓜”など約160点が一堂に|写真4
本展では、世界最大級の草間コレクションを誇る松本市美術館のコレクションより、選りすぐりの作品を公開するとともに、作家蔵の作品も紹介。色彩感に富んだ《南瓜》や《とかげ》から、モノクロームで仕上げた近年の代表作「愛はとこしえ」まで、約160点の版画作品を一堂に集めて展示する。

展覧会概要
朝日新聞名古屋本社発刊90周年記念「松本市美術館所蔵 草間彌生 版画の世界—反復と増殖—」
会期:2025年9月27日(土)~11月16日(日) 会期中無休
会場:松坂屋美術館
住所:愛知県名古屋市中区栄3-16-1 松坂屋名古屋 南館 7F
開館時間:10:00~18:00(入館は閉館30分前まで)
入館料:一般 1,800円(1,600円)、高校・大学生 1,300円(1,100円)、小・中学生 600円(400円)、未就学児以下 無料(要保護者同伴)
※( )内は前売などの料金
※前売券は9月26日(金)まで販売
※障がい者手帳などのを提示者および介助者1名までは無料

【問い合わせ先】
松坂屋名古屋店(大代表)
TEL:050-1782-7000

ア ベイシング エイプ(A BATHING APE)から、限定メンズTシャツが登場。

大阪モチーフの限定グラフィックTシャツ
I LOVE ベイプ オオサカ TEE 10,780円
I LOVE ベイプ オオサカ TEE 10,780円
ルイヴィトンコピー期間限定ストアにて販売されるTシャツは、全6種類。大阪のカルチャーやシンボルを、ア ベイシング エイプならではの感性で解釈した、特別なグラフィックをあしらっている。

“大阪”忍ばせたプリントTシャツ
エイプヘッド オオサカ TEE(メンズ) 10,780円、(キッズ) 7,480円
エイプヘッド オオサカ TEE(メンズ) 10,780円、(キッズ) 7,480円
たとえば、「大阪」の文字を取り入れたグラフィックTシャツ。ア ベイシング エイプの象徴である猿のモチーフ「エイプヘッド(APE HEAD)」をベースに、前面には「大」の文字を、背面に「阪」の文字を組み合わせたデザインとなっている。

赤ストライプの「エイプヘッド」柄Tシャツ
TEE 10,780円
TEE 10,780円
また、赤いストライプで「エイプヘッド」を描いたTシャツも展開。鮮やかなカラーリングとポップなグラフィックが融合し、存在感のある仕上がりとなった。

ハンコ風のプリントTシャツ
オオサカ エイプヘッド TEE 10,780円
オオサカ エイプヘッド TEE 10,780円
さらに、「エイプヘッド」型のスタンプで版を押したようなデザインのTシャツもラインナップ。スタンプらしい掠れ感と、筆で描いたような和風のロゴが、まるでお土産品のようなプレイフルな印象を演出する。

虎モチーフTシャツも
タイガー コラージュ オオサカ TEE 10,780円
タイガー コラージュ オオサカ TEE 10,780円
このほか、「大阪名物」から着想を得て、虎のモチーフをプリントしたTシャツや、アーカイブデザインを採用した「I LOVE BAPE OSAKA」のロゴ入りTシャツなど、多彩なデザインが揃う。

限定ストアにアーカイブのコラボウェア
なお期間限定ストアでは、これらの限定ウェアに加え、ア ベイシング エイプの新作ウェアや、過去に人気を集めたコラボレーションアイテムも販売される予定だ。

【詳細】
ア ベイシング エイプ 大阪限定Tシャツ
販売期間:2025年6月25日(水)〜9月16日(火)
販売場所:ア ベイシング エイプ 大阪タカシマヤ期間限定ストア
アイテム例:
・エイプヘッド オオサカ TEE(メンズ) 10,780円、(キッズ) 7,480円
・オオサカ エイプヘッド TEE 10,780円
・TEE 10,780円

<期間限定ストア>
開催期間:2025年6月25日(水)〜9月16日(火)
会場: 大阪タカシマヤ 2階 POP UP STATION
住所:大阪市中央区難波5丁目1-5

ページ移動