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ドクターマーチンの10ホール

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ドクターマーチンMODS LASER 10EYE(SKULL) (11587001) B-FH 定価32,000.-
この製品はメンズサイズのみの展開品。

写真のブーツは、2006年の秋に発売された限定バージョンで、1919Z(10ホールのスチールトゥーブーツ)のヒール部に、レーザーでウイングスカルの彫刻が入った製品。
ショップの話によると、当初はつま先部分にダメージ加工がされる予定だったらしいが、プレーンなまま発売されたとの事。個人的には、どんな商品でもタメージ加工はキライな部類の人間なので、プレーンのままで良かったと思う次第。

実のところ、この製品を買うまでドクターマーチンは知ってはいたが、買ったことがなかった。
まずその理由としては、ソールの張替えができないこと。貧乏学生だった頃は、高額な物なのに履き捨てのイメージはどうしても合わなかった。ちなみにレッドウイングはソールの張替えが可能。
次に、イエローステッチ(Zステッチ)の荒さというか、縫い目の間隔が、どうも好きになれなかった。
これもレッドウイングと比較するとだが、ごく普通のミシンステッチのレッドウイングに違和感を感じなかった為、レッドウイングの方が好きになったんだと思う。しかし、百聞は一見にしかず、論より証拠で、ともかく今回だけは、なぜかドクターマーチンを購入する気になった。
8ホールの1460も考えたが、通は10ホールを履くらしいとの書き込みもあり、定番ならいいかと思った次第。一番の理由としては価格が格安だった点が大きいが・・・。(^_^;)

ドクターマーチンのブーツはレッドウイングと同様で革が馴染むまで、結構硬い。
しかし、クッション性が高いソールを使用しているので、履き慣らすとレッドウイングより快適なブーツとなるようだ。まだ、さほど履いた訳ではないが「案外、良いじゃん」といった印象。

※ドクターマーチンについて、少々。
ドクターマーチンは、通にいわせると「Dr.マーチン」と言うらしい。まあ、ファッション製品はカッコウから入るので仕方がないが・・・。レッドウイングも「セッター」って呼ばれるモデルがあるから同じかも知れない。

一目でDr.マーチンとわかる色は、oxblood(濃赤色)が有名。レッドウイングもアジア向けの8875は、赤っぽい茶色の「オロ・ラセット」が有名なところなど同じような点がある。
また、トゥ部分の丸みを帯びたシルエット、イエローのステッチ(Zステッチ)、AirWairと入ったヒールのタブ、そしてエアクッションソールなどは独自性のあるところ。その他ではドクターマーチンはUKサイズ展開なので、イギリスやヨーロッパを意識できることも楽しい。

ドクターマーチンの代表的なモデルは、8ホール(エアアイレット)を持つ1460という製品。「1460」という商品は、1960年4月1日にできたことからつけられた名前である。
またドクターマーチンには、ホールの数が、8・10・12・14・20のモデルがあり、それらに共通するのだが、靴紐を正面から見て一文字になるように結んで、きつく締めて履くのがかっこいいらしい。
事実、ホール(穴)の数が多いブーツは、上の穴を2とか3つほど開けて、紐をくるぶしに一周回す履き方をすすめている。それと紐の色を変えて履くのもおすすめになっている点などは、レッドウイングよりチョットばかりオシャレな感じがする。確かに定番である1914Zの14ホールの白いブーツは、ミニスカートの女の子がこの様にして履くとカッコイイ。

私の印象だが、ドクターマーチンというとラバーソールが有名なジョージコックスと並んで、スキンヘッドやパンクロック系の人に熱狂的なファンがいるブランドのイメージが強い。
もともとは、1960年代に郵便局員や工場の労働者、建築作業員、警察官などといったブルーワーカーの労働者層に、丈夫さや耐油性・耐酸性・耐摩耗性と、履き心地の良さから支持されたことから、売れ始めたメーカー。ここらあたりはレッドウイングと同じような経過をたどっている様だ。
また、60年代の後半頃にイギリスロンドンのイーストエンドで、スキンベッドスタイルにジーンズスタイルのギャングが登場するのだが、彼らはドクターマーチンを履いていて、そのスキンヘッズたちが反社会的で荒っぽい事でも有名だったことから、現在のロッカーにも、そのスタイルやイメージの影響が少なからず受け継がれているんじゃないだろうか。

(参考にしたサイト)ドクターマーチンジャパンの公式サイト:http://www.dr-martens.co.jp/