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テニスと時計、それぞれの頂点が響き合う瞬間となった。

腕時計でもテニスという競技の理想を体現していました。男女ともにトップシードが顔をそろえた夢のような決勝戦で、ココ・ガウフ(Coco Gauff )とカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz)が記憶に残るファッションでタイトルを手にしたのです。しかし時計愛好家にとってはそれだけではありませんでした。表彰式では、数々の素晴らしい腕時計が姿を見せるというれしいおまけがあったのです。そしてロレックスにもテニスの結果以上に喜ばしい出来事がありました。というのも、パネライスーパーコピー代引き優良サイト決勝に進出した4人のうち3人が手首に“クラウン”を輝かせていたのです。

Coco Gauff
ローラン・ギャロス2025の表彰式にて、ココ・ガウフ。Photo courtesy of Getty Images.

先週の土曜日、ココ・ガウフはセリーナ・ウィリアムズ(Serena Williams)以来およそ10年ぶりに、伝説的なローラン・ギャロスのクレーコートで優勝したアメリカ人選手となりました。この記念すべき場面で彼女が着けていたのは、バイオレットのダイヤルが特徴的な、生産終了モデルのロレックス オイスター パーペチュアル “レッドグレープ”でした。この時計は、2023年の全米オープンで彼女が初のグランドスラムタイトルを獲得した際にも着用していたもの。下の写真でも確認することができます。

昨年末にオーデマ ピゲとパートナーシップを結んだアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は、ターコイズのダイヤルが印象的なロイヤル オークを着用し、同ブランドへの思いの強さを示しました。実は彼女がAPのタイムピースで注目を浴びたのは今回が初めてではありません。数カ月前にはレインボーカラーのロイヤル オーク オフショア クロノグラフを披露し、さらにローラン・ギャロスの数週間前にはデビッド・ベッカム(David Beckham)と並んで、エレガントなパープルのプチタペストリーをあしらったロイヤル オーク50周年記念の限定モデルである、セルフワインディング フライング トゥールビヨンを着用していました。

ローラン・ギャロス2025の表彰式にて、アリーナ・サバレンカ。Photo courtesy of Getty Images.

男子決勝ではヤニック・シナー(Jannik Sinner)とカルロス・アルカラスによる壮絶な一戦が繰り広げられ、観衆の期待に違わぬ結果となりました。試合時間は実に5時間29分。グランドスラム史上2番目の長さを記録し、すでに“史上最高の試合のひとつ”と称されています。第4セットで何度か試合を決めるチャンスを逃したものの、スペイン代表のアルカラスは粘りを見せて試合を第5セットに持ち込み、最終的にはタイブレークで勝利を収めました。

ローラン・ギャロス2025の表彰式に立つ、カルロス・アルカラス。Photo courtesy of Getty Images.

カルロス・アルカラスは、これまでグランドスラム優勝のたびに、さまざまなバリエーションのロレックス デイトナを着用してきました。2022年の全米オープンではブラックダイヤルのRef.116500を、ウィンブルドンと2024年の全仏オープンでは、イエローゴールドの希少なメテオライトダイヤル(Ref.116518LN-0076)を着用しています。このスペインの若きスターはそのメテオライトダイヤルのデイトナについて、「選手としてのキャリアにおいて非常に重要な瞬間を共にし、たくさんの思い出が詰まっています」と語っており、まさに彼を象徴する“トロフィーウォッチ”となっています。今年のローラン・ギャロスでもこれまでのスタイルを踏襲しつつ、今回はひとひねり加えた選択をしています。それはWatches & Wondersで発表されたばかりのロレックスの新作、18Kイエローゴールド製ケースに鮮やかなターコイズダイヤル、オイスターフレックスブレスレットを組み合わせたロレックス デイトナ コスモグラフ(Ref.126518LN)です。

一方、準優勝のシナーも同じくデイトナを選びました。彼が今年初めの全豪オープンで着用していたものと同じ、18Kエバーローズゴールド製のロレックス コスモグラフ デイトナ(Ref.126515LN)である可能性が高いそうです。

Jannik Sinner wearing a Rolex Daytona Cosmograph
ローラン・ギャロス2025の表彰式にて、ヤニック・シナー。Photo courtesy of Getty Images.

週末に繰り広げられたふたつの試合は、記憶に深く刻まれる名勝負となった。今回決勝に進出した4名はいずれも卓越したプレーを見せると同時に、時計への深い愛情を持つ“時計愛好家”たちでもあります。これからも彼らによる熱戦と、それぞれの個性を映し出す魅力的な時計の競演を楽しみにしたいところです。なにしろ、ウィンブルドンまであと数週間しかないのですから。

ブランパン フィフティ ファゾムス オートマティックが38mm径で登場!

誰もが待ち望んだサイズで“彼女のため”のフィフティ ファゾムスが登場。

ブランパンスーパーコピー代引き優良サイトはブランドとして初めてとなる38mm径ケースの新しいフィフティ ファゾムスを2モデル発表した。繊細な手首を持つ人々の自尊心を傷つけてきた長年のサイズ論争に終止符が打たれたかのように思えるかもしれないが、休戦とはそう単純なものではない。ブランパンによれば、今回の2モデルはそれぞれマザーオブパールのグラデーションダイヤルを備え、特に女性に向けて製作、デザインされたという。

38mm blancpain fifty fathoms
性別の議論はさておき、38mmケースのブランパン フィフティ ファゾムスの登場は長らく待ち望まれていた。ヴィンテージのようなサイズ感と、現代的なつくりを備えたこの伝説的なダイバーズウォッチを渇望していた愛好家やコレクターは数知れない。そして我々HODINKEEも、その実現にひと役買ってきた。2020年にはHODINKEE限定モデルとしてブランパン フィフティ ファゾムス MIL-SPEC リミテッドエディションを発表し、40mmという実に絶妙でエレガントなサイズでリリースしたのだ。もっとも、あの限定モデルはあっという間に完売してしまった。その後もブランパンは、スティールケースの新作を含む素晴らしいフィフティ ファゾムスのモデルを次々と投入してきたが、ラインナップは42mmおよび45mmという大ぶりなサイズが主流であり、手首の細い人々にとっては選択肢が限られていたのが実情である。

今回の新作2モデルのうち、ブラックのマザーオブパールダイヤルにポリッシュ仕上げの18Kレッドゴールドケースを組み合わせたモデルは、フィフティ ファゾムス愛好家にとってとりわけクラシックかつ親しみ深い仕様だろう。ブランパンはこの新しい38mmケースが単なるサイズダウンではなく、バランスのとれたプロポーションを実現するために再設計されたものであると説明しており、従来の大型モデルと同様、ケースサイドには“Blancpain”のエングレービングが施されている。

両モデルともに本格的なダイバーズウォッチであり、厚さは38mm径とのバランスを取るため12mmに抑えられている。ドーム型のサファイアクリスタル製(インサート)逆回転防止ベゼルを装備、12・3・6・9時位置には視認性の高いアラビア数字を配し、インデックスと同様に蓄光塗料が塗布されている。針にも夜光が施されており、秒針の先端は両モデルともにレッドで彩られている。防水性能は300m。ムーブメントには2万1600振動/時で駆動する自動巻きのブランパン製Cal.1153を搭載し、約100時間(4日間)のパワーリザーブを誇る。

38mm blancpain fifty fathoms
ピンクのマザーオブパールダイヤルに同色のピンクベゼルを組み合わせたモデルは、今回の2モデルのなかでもより個性的な仕様といえる。しかしヘアライン仕上げのチタンケースによって、極めて現代的なツールウォッチとしての側面も備えている。ピンクダイヤルモデルには、ピンクとホワイトのツートンファブリックストラップ、あるいはチタン製ブレスレットのいずれかが用意されている。一方、貴金属ケースのブラックダイヤルモデルには、セイルキャンバス、トロピックラバー、ファブリック製NATOスタイルストラップの3種類から選ぶことができる。なお、NATOスタイル以外のストラップには、ピンバックルまたはフォールディングクラスプの選択肢も用意されている。

価格およびスペックの詳細は以下に記載しているが、ピンク×チタンモデルは250万8000円から、ブラック×ゴールドモデルは421万3000円(共に税込)からとなっている。

我々の考え
新作のターゲットを特定の性別に限定するというブランパンの姿勢は、時計業界の多くがもはや製品を男女どちらかに明確に区分して訴求しない現在においては、やや時代遅れで古風な宣言にも映る。それでもなお、今回のモデルのサイズ感やカラーリングは、少なからず男性の関心も引き寄せる可能性があるだろう。

38mm blancpain fifty fathoms
とはいえ今回の新作によって、ブランパンがこの完全にユニセックスといえるサイズのケースでフィフティ ファゾムスを製造する意志と能力の両方を持ち合わせていることが明らかになった。この新しい小径ケースによるレギュラーモデルが登場する可能性を心待ちにしていた人々にとっては、間違いなく朗報である。ブランパンは「新たな38mm径ケースの導入により、フィフティ ファゾムス ファミリーに今後さらなる展開の可能性が開かれる」と述べている。

基本情報
ブランド: ブランパン(Blancpain)
モデル名: フィフティ ファゾムス オートマティック(Fifty Fathoms Automatique)
型番: ブラックダイヤルは、5007 3644A B64B / 5007 3644A NABA / 5007 3644A B52B。ピンクダイヤルは、007 12B44R NAFA / 5007 12B44R 98S

直径: 38.2mm
厚さ: 12mm
ケース素材: 18Kレッドゴールドまたはグレード23チタン
文字盤色: ブラックまたはピンクのグラデーションが施されたマザーオブパール
インデックス: RGまたはホワイトゴールド(スーパールミノバ塗布)
夜光: スーパールミノバ
防水性能: 30気圧(300m)
ストラップ/ブレスレット: ブラックダイヤルはトロピックラバー、NATOまたはセイルキャンバス製ストラップ(いずれもゴールド製のピンバックルまたはフォールディングクラスプ付き)。ピンクダイヤルはグレード23チタン製ブレスレット、またはチタン製ピンバックルもしくはフォールディングクラスプ付きのツートンファブリックストラップ

38mm blancpain fifty fathoms
ムーブメント情報
キャリバー: 1153(自社製)
機能: 時・分表示、センターセコンド
直径: 26.2mm
厚さ: 3.25mm
パワーリザーブ: 100時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万1600振動/時
石数: 28
クロノメーター認定: なし

価格&発売時期
価格: ブラックダイヤル/NATOストラップ仕様(ゴールド製ピンバックル付き)は421万3000円、セイルキャンバス、トロピックラバーストラップ仕様(ゴールド製フォールディングクラスプ付き)は467万5000円。ピンクダイヤル/ファブリックストラップ仕様(チタン製ピンバックル付き)は250万8000円、チタン製ブレスレット仕様は293万7000円(以上すべて税込)

チューダーのミドルサイズダイバーズをアイスブルーで仕上げた1本が新登場。

チューダーはブラックベイ 54ラインを拡張し、新たに37mmケースのアイスブルーダイヤルバージョンを発表した。ブラックベイ 54 “ラグーンブルー”は、2023年のオリジナルモデルとほぼ同じスペックを持ちながら、ミラーポリッシュ仕上げのレリーフスタイルベゼル、5連ブレスレット、そしてもちろん新たに採用されたサンドテクスチャーの“ラグーンブルー”ダイヤルを特徴としている。

Tudor Black Bay 54 "Lagoon Blue"
チューダースーパーコピー代引き優良サイト現代の基準で見ると、オリジナルのBB 54は私のような女性にとって革新的であり、スリムなケースとヴィンテージスタイルに近いバランスの取れたプロポーションが魅力だった。チューダー初のダイバーズウォッチ(そう、想像のとおり1954年のRef.7922)に着想を得たこのモデルは、過去の名作を現代的に再解釈したものだ。今回登場したブルーダイヤルの新バリエーションも、よりヴィンテージ感の強い従来モデルとほぼ同じスペックを備え、ミドルサイズこそが理想という(個人的な)見解を体現するチューダーの姿勢を示している。BB 54ラインは、ここ数年ブラックベイシリーズで見られるサイズダウンの流れを踏襲しており、41mmから39mmのブラックベイ 58、そして今回の37mmと、段階的なコンパクト化が進んでいる。

Tudor Black Bay 54 "Lagoon Blue"
 ムーブメントに変更はない。ペラゴス 39やブラックベイ 58 925、18Kにも搭載されているCal.MT5400は、約70時間のパワーリザーブ、耐磁性を備えたシリコン製ヒゲゼンマイ、そして日差−2秒〜+4秒のCOSC認定クロノメーター精度を誇る。

Black Bay 54 Lagoon Blue
ジュネーブ現地にて、同僚のアンディ・ホフマンが撮影した、新作ブラックベイ 54 ラグーンブルーのリストショット。

Tudor Black Bay 54 "Lagoon Blue"
ジュネーブ現地のアンディ・ホフマンが届ける、ブラックベイ 54 ラグーンブルーのもう1枚の撮り下ろしショット。

Tudor Black Bay 54 "Lagoon Blue"
こちらもジュネーブから届いた別カット。

 ブラックベイ54 “ラグーンブルー”の価格は59万5100円(税込)。スペックや詳細は以下のとおりだ。

我々の考え
2023年にチューダーがブラックベイ 54を発表したとき、それはまるでスイスの奇跡のように思えた。37mmというコンパクトなサイズでありながら、ヴィンテージに着想を得た(男性向け)ツールウォッチとしての存在感、プロポーション、ディテールをしっかりと備えていたからだ。ジェンダーに関する話題は実機レビューまでとっておくとして、ここでは前向きな話をしよう。今回のラグーンブルーバージョンは、堅牢性という点でオリジナルの54とまったく遜色なく、見た目の変更はごくわずか。だから私は大いに支持したい。

Tudor Black Bay 54 "Lagoon Blue"
 どこか海を思わせるティファニー ブルー OP(オイスター パーペチュアル)を思わせる色味ではあるが、こちらははるかにスポーティな仕上がりで、そこが素直に気に入っている。これまでカラフルなダイバーズウォッチを本気で欲しいと思ったことはなかったので、今日の午後に実物を見るまでは、ベビーブルーの奇跡なんて言葉は取っておこうと思う。ただし、スポーティで小振りな時計をより多くの人に届けようとする姿勢において、チューダーがいまもなお他ブランドの一歩先を行っていることには先んじて拍手を送りたい。


基本情報
ブランド: チューダー(Tudor)
モデル名: ブラックベイ 54 “ラグーンブルー”(Black Bay 54 "Lagoon Blue")
型番: m79000

直径: 37mm
厚さ: 11.24mm
ラグ・トゥ・ラグ: 46mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: ライトブルー
インデックス: アプライド
夜光: あり、針とインデックス
防水性能: 200m
ストラップ/ブレスレット: 5連SSブレスレット、チューダー独自の“T-fit”クイックアジャストクラスプ

ムーブメント情報
キャリバー: MT5400
機能: 時・分表示、センターセコンド
直径: 30.3mm
厚さ: 5mm
パワーリザーブ: 約70時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 27
クロノメーター: あり、COSC認定

価格 & 発売時期
価格: 59万5100円(税込)
限定: なし

ロレックス 人気モデル エアキング 126900 40mmが新登場。

ロレックス 人気モデル エアキング 126900 40mmが新登場。

人気のロレックススーパーコピー 代引き専門店人気モデルの相場を追うシリーズから、今回は昨年2022年にモデルチェンジしたばかりの新しいエアキング 126900です。

昨年の新作ですがだいぶ見慣れてきたイメージ。

前回のチェックは8月でしたので、約4か月ぶりとなる定点観測。

新エアキング126900はインナーカバーを捨てて、かはり薄くスタイリッシュなりましたね。

40mmですが文字盤は旧エクスプローラー39 214270用のものを使っていると思われます(再利用)。

搭載ムーブメント はキャリバー3230、エアキングの耐磁性の数値は公表されていません。

こちらは前回8月の相場。

ようやく相場が固定してご祝儀価格が下がりきり、少し上向きになっていました。

また9月には価格改定があり国内定価が上がっております。

それではチェックしてみましょう。

エアキング 126900


新しいエアキング 126900。

現在の国内定価は885,500円から974,600円に上がっております。

もうすぐ100万円、次回の価格改定で突破するのは確実でしょう。

やや薄めのケース、リューズガード、ムーブメントと全て一新した装いとなり耐磁時計ではなく立ち位置はパイロットウォッチ。

以前は仕上げの違いこそあれ、ミルガウスと同じ厚みの40mmケースを採用していましたが、新型エアキングではリューズガード付きで更にシュッとした薄型ケースに切り替わりました。

エアキング専用ケースですね。

わずか11.5mm。薄ッ。

旧型エアキング116900のケースの厚みは14.5mmとかなりファット。全然装着感が違います。

ムーブメントもオイスターパーペチュアルやエクスプローラーと同じキャリバー3230を搭載しています。

軟鉄インナーカバーが無くなりましたがパイロットウォッチとしてはブルーパラクロムヒゲゼンマイで耐磁性能は充分なのかも知れません。

価格ドットコムから新品未使用品最安掲載価格です。

新しいエアキングの現在の相場は135.5万円。

前回8月が132万円でしたので、ほぼ変わりませんね。

グラフを見るとこんな感じ。

前回チェック時からそのまま上向きになっていましたが10月頃から下げだして同じような相場で落ち着いているようです。

ただ、まだ下がる可能性もありますので注目しておきましょう。

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こちらは中野ブロードウェイのかめ吉さん。

新品未使用品が約139万円で販売されています。

定価+40万円ほど。

スポーツモデルとして見れば安いモデルですが、なかなか厳しいですよね。

セカンドマーケットの相場をチェックしましょう。

楽天市場の最安値は約137万円の中古品。

これであるなら新品未使用をかめ吉さんで買った方が良さそう。

トケマーでは127.8万円で2023年2月の中古品が販売されていました。

新型エクスプローラーの36mmより高く、40mmより安い感じです。

旧型は安いので顔面で選ぶ方は、こちらでも良いかも知れません。

まとめ


いかがでしょうか?

「2023年12月 ロレックス 人気モデルの相場をチェック!エアキング 126900 40mm」でした。

スタイル的にはクラウンガード不要なんですが機能的にはあった方が堅牢性が増しますので仕方なし・・・

新型は軽くて良いですね。

さて、今後の相場予想ですがだいたい12月には下がり出し、春節迎え上がっていき新作発表までは右肩に、と言った流れが多いのですが、投資投機目的で購入していた層が離れ、定価も上がり、売れ行きが良くなくなる・・・在庫を抱えたバイヤーが資金繰りに安価で捌きだすと相場が一気に下がります。

昨年かな?新宿のGMTさんが爆安で投げ売りしたのも記憶に新しいところ。

中国経済も停滞しています、爆買いして在庫が枯渇し相場が上がる流れが止まっています、東南アジアのパワーでまだ日本国内の売価は変わってないように見えますが、さて。。。

狙っているモデルがあれば今は買い時なのかも知れませんし、もう少し待てば更にさがるかも知れません。

ただ例年1月1日に価格改定があることが多く、定価が上がれば相場も上がってしますので注意が必要です。

それではまた!

腕時計雑誌に見るトレンドを振り返る

今回も、前回に引き続きメジャーな腕時計雑誌の表紙をチェックして当時のトレンドを確認していこうと言う内容です。

やっぱり時代時代の顔になる人気のアイコンモデルが表紙に選ばれるんじゃないかな?なんてことで「あ~やっぱりそうだよね」とか「え~こんなモデルが表紙を飾るんだ」みたいに、皆さんと懐かしんだり驚いたりしたいと思います。

スーパーコピー Nランク代金引換専門店前回(1990年~2010年)の軽い総括ですが、ずっと人気なのはロレックスとカルティエ、1990年から変わっていません。雲上ブランドは主に複雑機構や美しいドレスウォッチにスポットが当たっていて、スポーツモデルはかなりマニアックな存在でした。90年代はビンテージブームでアンティークのロレックス(スポーツモデル以前)などが人気、2000年以降はデカ厚ブームやオシャレやファッションを意識したモデルが人気を博しました。ブルガリ、シャネルのJ12、フランクミュラー、そしてパネライ、ウブロのビッグバンと続きます。

2008年にはリーマンショックがあり相場が大崩れ、そして時計のトレンドも変わっていくことに・・・

それでは続きの2011年から見ていきましょう。

2011年


2011年です。

日本では東日本大震災が起こり、原発事故で甚大な被害が。未だ復興の途中だという事を忘れてはいけませんし福島は風評被害に負けないで頑張って欲しいです。

嬉しいニュースには、なでしこジャパンがサッカーW杯で優勝という偉業を達成。

時計の相場に直結するニュースに歴史的な円高一時1ドル75円32銭を記録しました。

パテック・フィリップ Ref.2468、世界の時計22号(1994年)以来、久々に表紙を飾りました。

クリストフ・クラレとジュリオ・パピが何の時計を作っているのか浮かびません・・・

「バーゼルワールドは世界同時不況の影響を克服したスイス時計の好調ぶりを反映した賑わいのなかで幕を閉じた。」だそうです。

回復の兆しが見えたんですね。

IWC特集。

POWER Watch(パワーウォッチ) No.56 (発売日2011年01月28日) 表紙POWER Watch(パワーウォッチ) No.57 (発売日2011年03月28日) 表紙POWER Watch(パワーウォッチ) No.58 (発売日2011年05月28日) 表紙POWER Watch(パワーウォッチ) No.59 (発売日2011年07月28日) 表紙POWER Watch(パワーウォッチ) No.60 (発売日2011年09月28日) 表紙POWER Watch(パワーウォッチ) No.61 (発売日2011年11月28日) 表紙

庶民寄りのグッドマガジン パワーウォッチ。

30万円ほどに絞っておすすめしてくれています。

時計Begin 2011年春号 (発売日2011年03月10日) 表紙時計Begin 2011年06月10日発売号 表紙時計Begin 2011年09月10日発売号 表紙時計Begin 2011年12月10日発売号 表紙

時計ビギン。

まだフランクミュラー、パネライが表紙を飾りますね。

クロノス日本版 第34号 (発売日2011年04月02日) 表紙

クロノス。

キーワードは「薄型・シンプル・立体感」となり、デカ厚脱却を報じています。

クロノス日本版 第35号 (発売日2011年06月03日) 表紙


シンプル VS. コンプリケーション 二極化するブランド戦略
「薄型」「シンプル」というキーワードが際立ったS.I.H.H.に対し、バーゼルワールドが
見せたのは“多様性”であった。

クロノス日本版 第38号 (発売日2011年12月03日) 表紙

カバーストーリー パネライ「ルミノール サブマーシブル 1950 3デイズ オートマティック ブロンゾ 47mm」。

これはぶっ飛びましたよね。

ブロンズケースブームの到来です。

2012年


2012年です。

皆さんならお気付きだと思いますが・・・

この年はロイヤルオーク誕生40周年で、15202STジャンボがエクストラシンに華麗に転身しました。

雑誌 世界の腕時計では残念ながらロイヤルオークは表紙を飾っておりません。

POWER Watch(パワーウォッチ) No.62 (発売日2012年01月28日) 表紙POWER Watch(パワーウォッチ) No.63 (発売日2012年03月28日) 表紙POWER Watch(パワーウォッチ) No.64 (発売日2012年05月28日) 表紙POWER Watch(パワーウォッチ) No.65 (発売日2012年07月30日) 表紙POWER Watch(パワーウォッチ) No.66 (発売日2012年09月29日) 表紙POWER Watch(パワーウォッチ) No.67 (発売日2012年11月30日) 表紙

庶民寄りのグッドマガジン パワーウォッチ。

2012年の顔のはずのエクストラシンはありませんね。

ロレックスではスカイドゥエラーがデビューした年ですが、あまり表紙を飾る程では無かったかしら?

ヨットマスターロレジウム 116622やサブマリーナーノーデイト 114060もリリースされています。

時計Begin 2012年03月10日発売号 表紙時計Begin 2012年12月10日発売号 表紙時計Begin 2012年秋号 (発売日2012年09月10日) 表紙時計Begin 2012年06月08日発売号 表紙

時計ビギンさんに期待・・・

ふむふむ、パネライのブロンズケースの話題あり、フランクミュラーの紹介あり・・・

画像にノーチラスとロイヤルオークが小さく映っていますが、そこまで推されてる感じはしません。

クロノス日本版 第39号 (発売日2012年02月03日) 表紙クロノス日本版 第40号 (発売日2012年04月03日) 表紙クロノス日本版 第41号 (発売日2012年06月02日) 表紙クロノス日本版 第42号 (発売日2012年08月03日) 表紙クロノス日本版 第43号 (発売日2012年10月03日) 表紙クロノス日本版 第44号 (発売日2012年12月03日) 表紙

クロノスさんでもエクストラシンは表紙は飾らず。

「特集 復刻モデルの純度と手法 秀作機の完成度を徹底検証」こちらでフューチャーされておりますが、そこまでクロノス読者や消費者が興味を持っていなかったのかどうなのか。

もちろんエクストラシンは入手困難モデルでした。

2013年


2013年、10年前になりました。

まだ腕時計ブームには突入しておりません。

ただセレブたちは腕時計を着実に入手している時期で、高級機を扱う雑誌では徐々にラグジュアリースポーツモデルが表紙に登場してきました。

因みにこの時期には「ラグスポ」なんて言葉は無かったと思います。

POWER Watch(パワーウォッチ) No.68 (発売日2013年01月30日) 表紙POWER Watch(パワーウォッチ) No.69 (発売日2013年03月30日) 表紙POWER Watch(パワーウォッチ) No.70 (発売日2013年05月30日) 表紙POWER Watch(パワーウォッチ) No.71 (発売日2013年07月30日) 表紙POWER Watch(パワーウォッチ) No.72 (発売日2013年09月30日) 表紙POWER Watch(パワーウォッチ) No.73 (発売日2013年11月30日) 表紙

庶民の味方パワーウォッチさん。

やはり予算は30万円なんですね・・・

オメガスピードマスター 購入指南、G-SHOCK 30年の軌跡、バーゼルワールド新作腕時計 200選。

まだ腕時計に100万円使うのは「おかしい人」だった時期です。

この年に登場したGMTマスターII バットマンでロレックスの人気ぶりは相変わらず高いと感じましたが、定価オーバーしても僅かなプレミアムで、そもそも定価も80万円ほどでしたので(たしか864,000円)100万円払うのは基本的にはデイトナだったり、お金持ちの方の無垢モデルくらい。

時計Begin 2013年03月09日発売号 表紙時計Begin 2013年06月10日発売号 表紙時計Begin 2013年09月10日発売号 表紙時計Begin 2013年12月10日発売号 表紙

時計ビギンの表紙はこんな感じです。

タグホイヤー、カルティエ、パネライ。

本当にパネライは強かったですね。

2014年
世界の腕時計 No.120 (発売日2014年06月08日) 表紙世界の腕時計 No.121 (発売日2014年09月08日) 表紙世界の腕時計 No.122 (発売日2014年12月08日) 表紙

2014年です。

パテックフィリップ創業175周年と言う特別な年で、大規模な展示会「パテック フィリップ展~歴史
の中のタイムピース~」が開催されました。

現在パテックフィリップのコレクションをされてる方はほぼ全員参加したと思われます。

ノーチラスが一般的に認知される数年前ですね。

もちろん5711/1Aは発売時から入手困難なモデルでしたが大幅なプレミアム価格と言うわけではありませんでした。

エクストラシンもそうですが、知る人ぞ知る名作と言ったカテゴリー。

POWER Watch(パワーウォッチ) No.74 (発売日2014年01月30日) 表紙POWER Watch(パワーウォッチ) No.75 (発売日2014年03月29日) 表紙POWER Watch(パワーウォッチ) No.76 (発売日2014年05月30日) 表紙POWER Watch(パワーウォッチ) No.77 (発売日2014年07月30日) 表紙POWER Watch(パワーウォッチ) No.78 (発売日2014年09月30日) 表紙POWER Watch(パワーウォッチ) No.79 (発売日2014年11月29日) 表紙

時計を知らない人でも知っているメーカーが表紙に載りやすいパワーウォッチ。

パネライがまだまだ強い。

このあたりから各メーカー「ヘリテージデザイン」が急速に増えだしてきました。

時計Begin 2014年4月号 (発売日2014年03月10日) 表紙時計Begin 2014年7月号 (発売日2014年06月10日) 表紙時計Begin 2014年10月号 (発売日2014年09月10日) 表紙時計Begin 2015年1月号 (発売日2014年12月10日) 表紙

時計ビギンさんで「大人なスポーツウォッチ」が取り上げされました。

ラグジュアリースポーツモデルの新時代幕開けです。

コレで一般的にも認知が拡がり、TVで有名人が着用し始めます。

クロノス日本版 第53号 (発売日2014年06月03日) 表紙クロノス日本版 第55号 (発売日2014年10月03日) 表紙クロノス日本版 第56号 (発売日2014年12月03日) 表紙

ウブロ 「ビッグ・バン ウニコ キングゴールド セラミック」、ブルガリ 「ブルガリ オクト フィニッシモ トゥールビヨン」、リシャール・ミル 「RM 38-01 トゥールビヨン Gセンサー バッバ・ワトソン」。

だんだん最近のモデル的な肌感覚の高級機が表紙を飾ります。

そして!


第一特集
044― 「ラグジュアリースポーツウォッチの進化と真価」今選ぶべき最上モデルの必須条件

今やマーケットにおいて重要かつ戦略的なポジションを占めるに至った〝ラグジュアリースポーツウォッチ〟。
だが、何をもって〝ラグジュアリースポーツウォッチ〟とするのか、明確な定義があるわけではない。
本特集では、〝ラグジュアリースポーツウォッチとは何か?〟という命題に、その進化の歴史をたどり、かつ現在、マーケットにおいて認知されている代表モデルのディテールを徹底検証することで、ジャーナリスティックに迫っていく。
加えて、各メーカーが考える定義を調査・提示し、メーカーとユーザーのふたつの視点からその真価を明らかにする。

046 ― 0【クロノス日本版】が考える現在の〝ラグジュアリースポーツウォッチ〟の定義
048 ― Ⅰ〝元祖〟ラグジュアリースポーツウォッチの登場
056 ― Ⅱ〝デカ厚〟時代の到来が生んだ現代のラグジュアリースポーツウォッチ
068 ― Ⅲ 新時代のラグジュアリースポーツエレガンス
076 ― Ⅳ スペックを追求した本格的スポーツウォッチの高級化
088 ― Ⅴ 検証〝ラグジュアリースポーツウォッチ〟の定義

遂にクロノスでもしっかりはっきりラグジュアリースポーツモデルが話題の中心に。

とは言え、嘘みたいな価格になるまではまだ時間があります。セカンドマーケットも反応しておりません。

2015年
世界の腕時計 No.123 (発売日2015年03月08日) 表紙世界の腕時計 No.124 (発売日2015年06月08日) 表紙世界の腕時計 No.125 (発売日2015年09月08日) 表紙世界の腕時計 No.126 (発売日2015年12月08日) 表紙

世界の腕時計は「蓄積」が好きですね。

全ては蓄積です。知も技術も人も名声も、すべては蓄積。

スケルトンが流行りだすのがこの頃。

POWER Watch(パワーウォッチ) No.80 (発売日2015年01月30日) 表紙POWER Watch(パワーウォッチ) No.81 (発売日2015年03月30日) 表紙POWER Watch(パワーウォッチ) No.82 (発売日2015年05月30日) 表紙POWER Watch(パワーウォッチ) No.83 (発売日2015年07月30日) 表紙POWER Watch(パワーウォッチ) No.84 (発売日2015年09月30日) 表紙POWER Watch(パワーウォッチ) No.85 (発売日2015年11月30日) 表紙

時計の相場はだいぶ戻ってきていますが、10万円で買う!とかUSED購入指南などまだまだバブルの兆しが無いタイトルが目立ちますね。

ただラグジュアリースポーツモデルが表紙にちょこちょこ登場しています。

時計Begin 2015年4月号 (発売日2015年03月10日) 表紙時計Begin 2015年7月号 (発売日2015年06月10日) 表紙時計Begin 2015年10月号 (発売日2015年09月10日) 表紙時計Begin 2016年1月号 (発売日2015年12月10日) 表紙

フランクミュラーやパネライ推しから少し色が変わってきた時計ビギン。

ホイヤー01が登場しましたが大きな話題にはなっていません。

クロノス日本版 第58号 (発売日2015年04月03日) 表紙クロノス日本版 第61号 (発売日2015年10月03日) 表紙

カルティエ 「クラッシュ スケルトン ウォッチ」、パネライ 「ラジオミール 1940 3デイズ アッチャイオ-42mm」。

クロノスは最初から取り扱っていますが、モリッツ・グロスマンやH.モーザーなどが高級時計紙以外でも語られるようになってきています。

セイコー5スポーツ SBSC009 SBSC011 SBSC013 フィールドスポーツGMT 39.4mm が新登場。

セイコー5スポーツ SBSC009 SBSC011 SBSC013 フィールドスポーツGMT 39.4mm が新登場。

セイコー5スポーツから来年2024年の新作情報です。

スーパーコピー代引き 激安サイト来年1月に販売予定のフィールドスポーツGMTには3つのバリエーションがラインナップ。

「Fieldシリーズ初となるGMTモデルが登場。ブラックダイヤルにあしらわれた五角形のGMT針は赤に施され、視認性を向上させる。」との事で、セイコー5スポーツのフィールドウォッチでは初めてGMT機能を搭載、ムーブメントは先日の堀米選手とのコラボレーションウォッチ SBSC015 と同じキャリバー4R34。

ブレス仕様でも59,400円と、非常にリーズナブルにROLEXのエクスプローラーIIが買える感じですね。デザインはほぼ同じw

Fieldシリーズ初となるGMTモデルが登場。ブラックダイヤルにあしらわれた五角形のGMT針は赤に施され、視認性を向上。

厚みのあるカーブガラスや5列ブレスレットを用いることで腕元に高級感を
演出。

引き通しストラップを用いることで腕元に高級感を演出。

40mm弱のサイズもグッド、耐磁性あり100m防水ありルミブライト夜光あり、シースルーバックと言うスペック。

良いですね~、アウトドアとかセカンドウォッチに向いています。もちろんドレッシーな5連ブレスレットはビジネスシーンでもOK、セカンドタイムゾーン機能で海外出張にも適しています。

最悪、盗難にあってもロレックス盗られるよりダメージはありません・・

SBSC009 ホワイト


SBSC009
5スポーツ
Field Sports Style
59,400 円(税込)
2024年1月 発売予定

Specifications
ムーブメント
キャリバーNo 4R34
駆動方式 メカニカル 自動巻(手巻つき)
精度 日差+45秒~-35秒
駆動期間 最大巻上時約41時間持続
石数 24石
機能 24時針(デュアルタイム表示機能) 秒針停止機能
ケース・バンド
ケース材質 ステンレス 裏ぶた:ステンレスとガラス
ケースサイズ 厚さ:13.6mm 横:39.4mm 縦:47.9mm
ガラス材質 カーブハードレックス
ルミブライト あり(針・インデックス)
中留 ワンプッシュ三つ折れ方式
腕周り長さ(最長) 205.0mm
時計仕様
防水 日常生活用強化防水(10気圧)
耐磁 あり
重さ 147.0g
その他特徴 ダブルロック中留 シースルー・スクリューバック

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量販店なら割引価格で購入可能。

ポイント含めれば実質43,000円ほど。

SBSC011 ブラック


SBSC011
5スポーツ
Field Sports Style
59,400 円(税込)
2024年1月 発売予定

SBSC013 ブラックコーティング


SBSC013
5スポーツ
Field Street Style
55,000 円(税込)
2024年1月 発売予定

まとめ


いかがでしょうか?

「【2024年新作】セイコー5スポーツ SBSC009 SBSC011 SBSC013 フィールドスポーツGMT 39.4mm キャリバー4R34」でした。

この価格帯はアップルウォッチやG-SHOCKが幅を利かせてますが、機械式腕時計に興味がある方には是非トライして頂きたい。

子供が大学生になったら入学祝にでも買ってあげたいデザインでした。

私も高校生になる子供にセイコー5スポーツ SBSA197を買いましたが、インデックスに夜光が無いのが残念でした。

そこだけだな・・・

気になった方は是非。

量販店などでは予約販売が開始されています(発送は販売日の1/12以降)。

それではまた!

ジラール・ペルゴのアイコンを新鮮に彩るとともに、幅広い装いをさりげなく“今”にアップデートしてくれる。

トレンドのグリーンダイアルに興味はあるものの、手元だけ妙に浮いてしまうことを心配して二の足を踏んでいる方も多いだろう。そんな方はぜひロレアートの“セージグリーン”をチェックしてほしい。

ジラール・ペルゴ「ロレアート セージグリーン」
ロレアート セージグリーン
ロレアート セージグリーン
リシャールミルコピー販売おすすめ優良サイトトノー型に円形の台座と八角形のベゼルを載せた個性的なケースの造形や、そのケースとシームレスにつながる美しいブレスレットなど、1975年の初代モデルから受け継ぐロレアートの完成されたデザインを壊さずに、コンパクトな直径38mmのSSケースで仕立てたモデルの新色。光の当たる角度で繊細に色合いを変えるセージグリーン文字盤の魅力で、小径のトレンドに乗りたい男性のみならず、女性にも人気を博しそうだ。他にミッドナイトブルー文字盤とコッパー文字盤もあり。自動巻き(Cal.GP03300-2476)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約46時間。SSケース(直径38mm、厚さ10.02mm)。100m防水。209万円(税込み)。
ライトグレーやライトベージュ、スモーキーなパステルカラーなど、最近は、ビビッドさを控えた柔らかな色合いのアイテムをコーディネートに取り入れるのがトレンド。「ロレアート」の“セージグリーン”はこうした流れと呼応する絶妙な色調だ。ジラール・ペルゴ自身もこの色に手応えを感じているのか、先にリリースされた42mm径の18KPGケースに続き、38mm径のSSケースでも新たにセージグリーンダイアルが登場した。

ロレアート セージグリーン
スーツ/38万5000円、リングヂャケット マイスター。シャツ/5万8300円、リングヂャケット ナポリ共に(問)リングヂャケット マイスター 206 青山店 Tel.03-6418-7855。タイ/2万2000円、ホリデー&ブラウン(問)B.R.ショップ Tel.03-5414-8885
ご存じの通り、グリーンは時計界の最旬カラーだが、ロレアートのそれはややグレーがかかった色味。一見落ち着いた色調ながら、文字盤のクル・ド・パリ装飾の陰影により角度によってグリーンの色味が際立ち、手首でハッとするような美しさを発揮するのがいい。GPロゴなどに配されたゴールドカラーも、スモーキーなグリーンによく映えている。

ロレアート ピンクゴールド セージグリーン
ロレアート ピンクゴールド セージグリーン
豪華な18KPGケースモデルでありながら、ポリッシュとサテンの巧みな仕上げ分けや、繊細な色味のセージグリーン文字盤の効果で、決してこれ見よがしな雰囲気とならない絶妙な塩梅。これならドレスからカジュアルまで幅広いスタイルで着けやすいだろう。なお右ページのSSモデルの文字盤はGPロゴとセンター秒針のみをゴールドカラーとしていたが、こちらは全ての針とインデックスをゴールドで仕上げ、より格調高き盤面に。他にウルトラマリンブルー文字盤もあり。自動巻き(Cal.GP01800-2311)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約54時間。18KPGケース(直径42mm、厚さ10.68mm)。50m防水。730万4000円(税込み)。
ロレアートは、1970年代に起源を持つブレスレット一体型の高級スポーツウォッチの中でも、ギラついた雰囲気が薄いが、存在感があり上質さを楽しめるところが時計通に支持される要因のひとつ。控えめに華やぐ今らしい文字盤カラーを得たことで、そのクワイエットラグジュアリーな側面が一層強調された感じだ。ちなみに両モデルとも自社製のムーブメントをシースルーバックで披露。もちろんローターやブリッジには美しい装飾が存分になされ、所有者は名門マニュファクチュールの逸品を手に入れた優越感にしっかりと浸れる。

ロレアート ピンクゴールド セージグリーン
ブルゾン/12万6500円、アルマ(問)トレメッツォ Tel.03-5464-1158。ニット/3万4100円、フィリッポ デ ローレンティス(問)トヨダトレーディングプレスルーム Tel.03-5350-5567。パンツ/8万6900円、フミヤ ヒラノ ザ トラウザーズ(問)ノウン Tel.03-5464-033818K
なおセージという言葉には、「賢明な」「思慮深い」という意味もある。これ見よがしなところはないのに、相手に確実にセンスの良さが伝わる時計が欲しい方にとって、セージ色のロレアートは、その言葉通りの選択となりそうだ。

ロレアート セージグリーン
立体感と多面により光を反射する効果の高いクル・ド・パリ装飾の文字盤は、今やロレアートのシンボルと言えるもの。本作では新色のセージグリーンに合わせて、日付表示も同色でコーディネート。
ロレアート セージグリーン
18Kピンクゴールド製のローターのほか、プリッジにもコート・ド・ジュネーブ装飾を施した。ペルラージュ仕上げの地板や随所のエングレービング、鏡面仕上げのネジや丁寧な面取りなども、自社製ムーブメントを優雅に見せる。
ロレアート セージグリーン
H型のコマを連ねた特徴的なブレスレットにも、ケース同様なポリッシュとサテンの仕上げ分けが施されている。結果、手首のちょっとした動きできらめき方が変化し、並みのラグジュアリーウォッチではないことをアピールできる。
ロレアート セージグリーン
もともと装着感に優れるロレアートだが、直径38mmのSSモデルはケース厚10.02mmとさらにスリムなプロポーションとなり、より快適なフィッティングに。これならドレスシャツの袖とも干渉せず、スマートに着用できる。

G-SHOCK「MASTER OF G(マスターオブG)」人気ランキングTOP5を紹介する。

多彩なシリーズ展開が行われているG-SHOCK。今回は、陸、海、空、それぞれでの使用を想定した性能が特徴の、「MASTER OF G(マスターオブG)」シリーズに注目。カシオの売り上げ本数データを基にした、2025年人気ランキングTOP5を紹介する。

人気を集めた「MASTER OF G(マスターオブG)」5モデルはこれだ!
「MASTER OF G」は、堅牢なツールウォッチとして評価の高いG-SHOCKを、さらに「陸G」「海G」「空G」として3つの過酷な環境に特化させ、進化させたシリーズである。G-SHOCKの基本性能に磨きをかけつつ、各環境で求められる性能や機能を盛り込んだことで、極限に挑戦し続けるプロフェッショナルに向けたモデルとして仕上げられている。また、そのストイックなスタイリングと性能はタウンユースでも存在感を放ってきた。

スーパーコピーブランド 代引き専門店そんなMASTER OF Gは、それぞれのステージで多彩なバリエーションが展開されている。本年はどのモデルが最も人気となったのか? カシオの売り上げ本数データをもとにした、MASTER OF Gの2024年人気ランキングTOP5を紹介しよう。

第1位:「レンジマン GPR-H1000-1JR」
レンジマン GPR-H1000-1JR
G-SHOCK「レンジマン GPR-H1000-1JR」
クォーツ(ソーラー充電および接触式充電器による充電)。フル充電時約23カ月駆動(パワーセーブ時)。SS×樹脂ケース(縦60.6×横53.2mm、厚さ20.3mm)。20気圧防水。7万1500円(税込み)。
第1位は、「陸G」の中でも、トレッキングやトレイルランを含むランニング、サイクリング、海洋での水泳に加え、それらに挑戦するための日々のトレーニングにも適した機能を有する「レンジマン GPR-H1000-1JR」だ。特に、トレッキングを想定した機能は本作が初搭載となる。

カシオは登山用ウォッチ「PRO TREK」で高い評価を得ており、本作にもその技術が投入されている。PRO TREKにも搭載される磁気(方位)、気圧、温度センサーの3つに加え、光学式心拍センサー、加速度センサー、ジャイロセンサーの合計6つのセンサーを搭載し、GPS機能も有する。これらを組み合わせ、アクティビティー時の位置情報と、その時の心拍数やエネルギー消費をロギング可能だ。収集したデータはスマートフォンと連動し、細やかに分析可能である。

外装は、過酷な環境に対応する耐衝撃、防塵・防泥、防水性能が追求されたもので、精密なセンサーを確実に動作させるために、鍛造成型のボタンガード、MIM(金属粉末射出)成形によるセンサーカバーが与えられており、各操作系およびセンサー部のシールも入念に設計されている。

このように、充実した機能と高い信頼性に加えて、高精細・高コントラストなMIP液晶や、濡れても滑りにくいストラップ表面のテクスチャーなど、ユーザーを支える細やかな配慮がなされていることが、本作が支持された理由であろう。

第2位:「マッドマスター GWG-B1000-1AJF」
GWG-B1000-1AJF
G-SHOCK「マッドマスター GWG-B1000-1AJF」
タフソーラー。フル充電時約24カ月駆動(パワーセーブ時)。SS×樹脂ケース(縦58.7mm、横52.1mm、厚さ16.2mm)。20気圧防水。13万2000円(税込み)。
第2位に輝いたのが、「陸G」の「マッドマスター GWG-B1000-1AJF」である。マッドマスターは、G-SHOCKの代名詞と言えるタフネスを高めたラインナップで、その中でもGWG-B1000-1AJFはフラッグシップに位置付けられるモデルだ。

タフネスを高めるため、異素材のパーツを組み合わせたガード構造が本作の特徴だ。カーボンファイバー強化樹脂によるカーボンコアガードによってモジュールを保護し、ベゼルリングと上下のベゼルガード、フロントボタンガードにステンレススティールを使用している。ベゼルガードは鍛造加工でベゼル状に成形したパーツから、ガード部分のみを削り出し、フロントボタンガードは粉末状の金属を射出成形するMIM成形で複雑な造形を精密に仕上げている。

機能も充実しており、方位、温度、気圧、高度の各種計測が可能だ。電波受信による時刻自動修正、スマートフォンとの連携機能も有し、極めて堅牢かつ高機能である点が、本作の魅力だ。

第3位:「マッドマスター GWG-100-1AJF」
マッドマスター GWG-100-1AJF
G-SHOCK「マッドマスター GWG-100-1AJF」
タフソーラー。パワーリザーブ約18カ月駆動(パワーセービング時)。SS×樹脂ケース(56.2×54.9mm、17.3mm)。20気圧防水。5万9400円(税込み)。
第3位に輝いたのが、「陸G」の「マッドマスター GWG-100-1AJF」である。本作は、陸Gのボトムグレードに位置するモデルとなるが、MASTER OF Gの名に恥じない仕上がりだ。基本となる耐衝撃性能に加え、マッドマスターの特徴である防塵・防泥性能のために、ボタンを保護するシリンダー状のパイプとボタンに内蔵されたガスケットによるボタンガードシリンダー構造を採用している。

デザインは、災害救助で活躍する特殊車両や工具の無骨なイメージから着想を得たもので、過酷な状況下においても視認性を高めるため、幅広の時分針と大型のアラビア数字インデックスを採用する。また、タフソーラー、電波受信による時刻修正など、実用性を高める機能も充実している。なお本作は2023年のランキングでも第3位を獲得しており、定番の人気モデルとして支持されていることが伺える。

第4位:「マッドマスター GWG-1000-1A3JF」

G-SHOCK「マッドマスター GWG-1000-1A3JF」
クォーツ。タフソーラー。フル充電時約25カ月駆動(パワーセーブ時)。SS×樹脂ケース(縦56.7×横56.1mm、厚さ18mm)。20気圧防水。10万4500円(税込み)。
第4位にランクインしたのは、「陸G」の「マッドマスター GWG-1000-1A3JF」だ。防塵・防泥性能を高めたマッドマスターの中でも、本作は、瓦礫や土砂が山積みになり、散乱するような極限の陸上で働く人々を支えるべく開発されたモデルだ。特徴は、電動カッターや破砕機といった大型機材を使用する際の振動に耐える耐振動構造を採用している点だ。また、トリプルセンサーを搭載し、方位、気圧・高度、温度情報を取得可能となっている。

大型のアラビア数字インデックスや時分針には矢羽型の矢印をモチーフにした極太の針、ダブルLEDライト、風防のサファイアクリスタルガラス等により視認性が高められている点も、極限の環境の中でミッションに取り組む人々にとっては重要なファクターだ。バンドには重機のグリップやすべり止めをイメージしたテクスチャー、すべてのボタンに操作性を高めるチェッカリングを施し、ミリタリーテイストあふれるデザインに仕上げられている点も、本作の魅力のひとつである。

第5位:「フロッグマン GWF-1000-1JF」
G-SHOCK フロッグマン GWF-1000-1JF
G-SHOCK「フロッグマン GWF-1000-1JF」
タフソーラー。パワーリザーブ約26カ月駆動(パワーセービング時)。SS×樹脂ケース(縦58.3×横52.8mm、厚さ18mm)。200m防水。8万8000円(税込み)。
ここまですべて「陸G」であったが、第5位には「海G」のフロッグマンがランクイン。ランクインしたのは「フロッグマン GWF-1000-1JF」だ。本作は2023年に続いて5位となっており、根強い人気がうかがえる。

本作は、ISO規格200m防水を備えた電波ソーラーモデルである。フロッグマンはISO規格に準拠した本格ダイバーズウォッチモデルで、“〇〇マン”という命名が初めて用いられたシリーズでもある。その名前は、装備を着用した潜水工作員がカエルのように見えることからそのように呼ばれていることと関連しており、「潜水ガエル」がキャラクターとして用いられている。

世界6局の標準電波を受信可能で、ログデータメモリーやタイドグラフ、ムーンデータの表示機能も備えるため、世界各国でダイビングを楽しむ人に好適なモデルだ。また、ケースが9時側にオフセットしており、時計着用時に手の甲に干渉することを抑えている点や、ケース上面の大型のビス、爪でベゼルを抑えているかのようなシルエットがフロッグマンのデザインコードである。

2025年は「陸G」が人気だった
ランキングの通り、2024年は陸Gが1位から4位を独占した。1位のレンジマン GPR-H1000-1JRや、2位のマッドマスター GWG-B1000-1AJFは比較的新しいモデルであり、これらが注目を集めたことが影響したのかもしれない。

カシオは、ランクインした各モデルやフラッグシップの「MR-G」の開発を通じて、カーボンファイバー強化樹脂の成型技術や、メタルパーツの仕上げ技術を日々向上させている。来年は、どんな新技術や新モデルが飛び出すのか、今から楽しみである。

ハミルトンから「PSR」の最新作が発表された。

この腕時計は、ブラックDLCが施されたヘアライン仕上げのステンレススティール製ケースに、ブルーに光るデジタル時刻表示を備えたモデルだ。オリジナルとなった世界初のLED式デジタルウォッチ「ハミルトン パルサー」も含めて、ハミルトンのデジタルウォッチの歴史を振り返る。

カルティエスーパーコピー時計 Nランク代金引換専門店オリジナルの「ハミルトン パルサー」ではLEDを用いていたが、復活モデルの「PSR」では液晶ディスプレイ(LCD)と有機EL(OLED)のハイブリッド機構をディスプレイに用い、より強い光ではっきりと表示することができる。

世界初のLED式デジタルウォッチを復刻した「PSR」に新色が登場!
1970年に世界で初めてのLED式デジタルウォッチ「ハミルトン パルサー」を発表したハミルトン。2010年、40周年を記念してETA製「自動巻きムーブメント」を搭載した「デジタル」ウォッチ「パルソマティック」を発表。ハミルトンの初代LED式デジタルウォッチ、ハミルトン パルサーをオマージュしたデザインの腕時計は、自動巻きローターの回転から生じるエネルギーを電気に変換し、デジタル表示のエネルギー源にするというものだった。

ハミルトン「PSR」Ref.H52404131
クォーツ。SSケース(直径41mm、厚さ35mm)。10気圧防水。15万5100円(税込み)。
そして2020年、アメリカに起源を持つスイス企業のハミルトンは、オリジナルと同様のクォーツのデジタルウォッチ「PSR」を発表。通常のステンレススティールモデルも発売されたが、ゴールドカラーのPVDを施した限定モデルも発表された。2024年に発表された新作のPSRは、ブラックPVDとヘアライン仕上げが施されたステンレススティール製ケースに、ブルーに発光するデジタルディスプレイを備えたモデルだ。価格は15万5100円(税込み)である。

発表時には大人気! 世界で最初のデジタル腕時計「ハミルトンパルサー」
1970年5月6日。世界初のLED式デジタル式腕時計ハミルトン パルサーが発表されたその日、計時の世界は新たな段階へと突入した。当時の電子機器を用いたデジタル式時刻表示は、液晶ではなく、発光ダイオード(LED)が採用されていた。電池が水晶を振動させ、それを集積回路(IC)が「時刻」へと変換する画期的な仕組みだった。ハミルトン パルサーにリュウズはない。ブレスレットのバックルに仕込まれた磁石を用い、時刻設定をするという方式を採用していたのだ。

そしてハミルトン パルサーは1972年に発売開始。その当時の人気は凄まじく、購入希望者すべての要求に応えられないほどだったのである。特に、アメリカの名司会者、ジョニー・カーソンによるバラエティ番組「ザ・トゥナイト・ショー」への登場は、その人気の大きな起爆剤となった。

人気を物語るエピソードを紹介しよう。1972年、アメリカ合衆国・ニューヨークでのこと。ある人がクリスマス直前にティファニーでこの腕時計を購入し店を出た。すると、二度もこの腕時計の買い取りを申し出されたのである。

デジタルウォッチ普及のパイオニア
この革新的なアメリカンウォッチにスイス市場さえも魅せられた。現在、デジタル式腕時計は数多く製造されている。その口火を切ったのがこのハミルトン パルサーなのだ。なお、当時ハミルトンはスイス資本のスウォッチグループ傘下には入っておらず、アメリカ企業であった。

人類が月に行く時代の、象徴的な逸品であるハミルトンのデジタルウォッチは、その技術革新によって全世界の時計市場を、真の意味で覆したのである。

多くの著名人に愛された「ハミルトン パルサー」
この腕時計の未来的なデザインは多くの人々を魅了した。着用していた人物は、サミー・デイヴィスJr.やジャック・ニコルソン、ジョー・フレージャー、エルトン・ジョン、キース・リチャーズといったセレブリティだけではない。アメリカ合衆国第38代大統領のジェラルド・フォードやイランのパフラヴィー国王といった要人も愛用していた。加えて、長編映画にたびたび登場していたことからも、この腕時計が時代に与えた影響を計り知ることができるだろう。

ブラックケースでブルーに光る「PSR」新作
PSR

ハミルトン「PSR」Ref.H52404131
クォーツ。SSケース(直径41mm、厚さ35mm)。10気圧防水。15万5100円(税込み)。
復刻版であるPSRのディスプレイは、オリジナルのアイコニックなクッション型ケースを踏襲。ヘアライン仕上げの縦34.7×横40.8mmのステンレススティール製のケースを備えたモデルだ。今回発表された新作は、ケースにブラックPVDが施されており、時刻表示がブルーに発光するというものである。ミッドセンチュリーデザイン、そして1970年代のスペースエイジな造形感覚を感じ取れる腕時計である。

PSRのディスプレイの光は、最新作ではブルーだが、ラインナップはそれだけではない。オリジナルと同じレッド、そして2022年に追加されたグリーンも加えられている。

なお、ディスプレイはオリジナルに採用されたLEDではない。液晶ディスプレイ(LCD)と有機EL(OLED)のハイブリッドディスプレイだ。この仕組みはLEDよりも、より強い光とコントラストを実現した。ボタンを押すと時刻が表示される仕組みは、オリジナルと変わらない。なお、表示部分はサファイアクリスタル製風防で保護されている。

モンブランの革新性と技術力を再確認した特別な一夜。

高級腕時計や筆記具を世に送り出すモンブランとHODINKEE Japanによる、コラボレーションイベントが開催された。参加者は銀座にあるモンブランブティックの2階に集まり、時計のタッチ&フィールを楽しみ、またHODINKEE Japan編集長の関口 優とモンブランのウォッチスペシャリストである北澤真吾氏によるトークショーに聞き入り、ブランドの伝統と歴史に触れた。

ウブロコピー 代金引換優良サイトトークショーでは1906年までさかのぼるモンブランの歴史と、その代名詞とも言える万年筆やレザー製品について触れ、メインテーマである時計の世界へと話題が移った。モンブランが誇る数々の時計が紹介され、特に最新モデルであるアイスシーに注目が集まった。搭載されているゼロ オキシジェン技術と、自然の美しさを巧みに再現した美しい裏蓋の刻印は多くの参加者の心を捉えていた。

モンブランウォッチスペシャリストの北澤真吾氏とHODINKEE Japan編集長の関口 優。

北澤氏が参加者にアイスシー ゼロ オキシジェン ディープ 4810を披露。

またミネルバを抜きにモンブランを語ることはできない。1858年に創業したスイスの名門マニュファクチュール、ミネルバが2006年にモンブランの時計部門に加わる。これにより、モンブランはスイス屈指の時計ブランドとしての地位を揺るぎないものにした。二人はこのことについても触れ、実際にミネルバムーブメントを搭載した時計についても話す。

さらに、モンブランの最も有名な筆記具として名高いマイスターシュテュックの100周年を記念したニコラ・リューセック クロノグラフも披露。こちらは象徴的な万年筆からデザインを取り入れたダイヤルと、モンブラン山の標高である4810mにちなみ、“48”と“10”のカウンターを強調したサブダイヤルが印象的な1本だ。北澤氏がこれらの時計を参加者たちの目の前に提示すると、早く手に取りたいと言わんばかりに身を乗り出していた。

トレー奥から、アイスシー ゼロ オキシジェン ディープ 4810、スターレガシー ニコラ・リューセック クロノグラフ、1858 アンヴェールド タイムキーパー ミネルバ リミテッドエディション。

トークセッションのあとは、実際に紹介された時計を手に取るタッチ&フィールの時間が設けられた。参加者たちはスタッフの説明を受けながら、それぞれの時計を手に取って眺め、その美しさと精巧さに感嘆の声を上げていた。

今回のイベントは参加者たちにとって、モンブランの深い歴史とその魅力を再確認する貴重な機会となっただろう。この素晴らしい夜の様子を、ぜひ以下の写真でご覧いただきたい。 ​

イベント会場となったモンブラン 銀座本店。

1924年に発表されて以来、モンブランの代表的な筆記具として名を馳せるマイスターシュテュック。今年、その誕生から100周年を迎えるにあたり、特別な記念アイテムである“マイスターシュテュック ジ オリジン コレクション”が登場した。写真はアイコンでもある、マイスターシュテュック 149。

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